【 かぶとむしの飼い方・育て方 】

カブトムシの飼い方 〜幼虫編〜 成虫になったときの大きさは、幼虫のときのエサしだいです。1令2令のときに、いかに豊富な食べ物をいかにたくさん食べたかによって、成虫時の大きさ、色、艶などが決まっていくようです。栄養を多く含んだ良いエサをたくさん食べたカブトムシは、大きくなり、色も艶もよいです。 そのためには、まずエサが大切です。エサ兼寝床(ベッド)のことを「マット」と呼びます。 マットは市販の昆虫マット、又は園芸用の腐葉土(消毒のしてない物)を使う方法が手っ取り早いです。ホームセンターなどで市販されていますね。 が、自作でもできないことはありません。

【マットの自作について】

マットで一番よいのは、クヌギ・コナラなどの広葉樹の腐食したもののようです。それは、田舎の場合は、シイタケ栽培をしている農家の方に言えば、わけてくれたりもします。あるいは、シイタケの菌床栽培で使った後の菌床ブロックもとてもよいです。 水分は、マットを強く握って団子ができる程度で団子を指で挟んだ時に崩れる程度に調整してみてください。握った時に指の間から水が染み出てくるようでしたら水の量が多すぎると思われるので、少し、天日干しするなどして乾燥させましょう。 幼虫の数はケースの大きさに合わせてください。(中ケースで2〜3匹 大ケースで5〜6匹位が適当) マットの状態(フンだらけになっていないか?水分は適当か?)を時々確認してください。マットの上面がフンだらけになっていたらふるい等を使いフンを取り除いて新しいマットを補充するよう努めましょう。マットが乾いている時は、霧吹き等で湿度を保ってください。 さなぎ(蛹)になってからは、過度の水分の補給は禁物です。絶対にさわらないでください。 それまでに調整しておいてください。 さなぎになってから触れると羽化不全になる時があるので十分慎重にしてください。万が一、さなぎの蛹室をこわしてしまったら、人工蛹室を作って、さなぎに、飼育ケースは直射日光の当たらない、夏場はなるべく涼しい所で管理してください。 冬の場合は外部に置かず、家の中の極端に寒くない所に置いて下さい。

■カブトムシの飼い方〜成虫編〜

●飼育ケース ホームセンターなどで市販されているプラスチック製の飼育ケースまたは衣装ケース等を使えばよいと思います。 フタがきっちりと出来るものがよいです。フタがきっちりと閉まらないケースは、夜になると、カブトムシが活動を始め、飛び出て逃げる心配があります。また、カブトムシの数に合わせて、ゆとりのある大きさにしておいたほうが良いと思います。 なお、飼育ケースは直射日光の当たらない涼しい所に置いて下さい。

●マット カブトムシは夜行性であるので、昼間は、マットにもぐって寝ています。 もぐって寝ることができる程度の深さは必要です。 また、交尾の終わったメスはマットの中に卵を産みます。10センチ以上は必ず入れてください。 水分の程度は、強くにぎって団子ができる程度に水分を調整してください。マットが乾いてきたら霧吹き等を使って、湿度を保つよう気を配って下さい。 また、ダニやアリがいれば、ダニを排除してください。カブトムシのお腹などにダニがついているのを見つけたら、古くなった歯ブラシ等でこすり、取ってあげるよう心がけましょう。

●エサ 市販の「昆虫ゼリー」が管理面で楽ですよ。ホームセンターや100円ショップなどで売られていますね。だた、色によっては食べないゼリーもあるようです。 カブトムシの成虫は、エサをやればやるだけ食べるように思います。大食いなのだと思います。だけど、成虫のときに、いくら食べでも全然大きくはならないのです。「あれだけエサをやったのに、ちっとも大きくならないじゃん!」と怒ってはいけません。そんなものなのです。幼虫の1令、2令期にいっぱい食べさせないと、大きさは大きくはならないのです。 エサは、昆虫ゼリー以外であれば、果樹全般を、食べるようです。一般的なのは、バナナだと思います。りんご・バナナ等の果物でよいと思うのですが、その場合、ハエやダニが湧きかけたら、入れ替えてください。また、果樹の中でも、スイカは下痢の原因となるようのなので、避けておいたほうがよいと思います。

●のぼり木 かぶと虫はよくひっくり返ってしまいます。 この場合、起き上がる時につかまれるように、必ず、のぼり木を入れておきましょう。できれば、クヌギかコナラがベストですが、広葉樹なら何でもオッケーです。ただ針葉樹の発するリグニンという物質を嫌がるようなので、針葉樹は避けておいたほうが無難だと思います。


【 昆虫ゼリーで作るカブトムシトラップ 】

市販の昆虫ゼリーを5個程度カップから取り出して、ストッキングか、ミカンネットなどに入れて、クヌギの木やコナラの木に吊します。すると、匂いに誘われてどこからか飛んでくるはずです。【※もともと居ない場所であれば、飛んで来ない可能性もあります】

〇風、気温、天候、時間、場所などでも変わりますが、昆虫ゼリーは、本物の樹液より強い誘引が  あるようです。 〇太い樹に塗わけですが、どうしてもアリも集まってきてしまいます。アリが集まる樹は、カブトムシは逃げてしまうので木の根元付近にガムテープの粘着面を表にして巻き付けておくとアリが上に登れなくなるので効果的です。 〇バナナ、黒蜜でも同じことが出来ます!

■ 黒蜜(くろみつ)の作り方要領 ■

1. 黒砂糖200グラムをコップ1杯のお湯またはビールで溶かします。 2. ドロドロになったら、コップ1杯のアルコール・酒(泡盛等、匂いの強いものがよい)と酢を2、3滴加え煮詰めます。 3. 瓶などの容器に移し、数日間(1週間ぐらい)置く。 ※ これは1例であって、分量を変えて研究してみてください。 見廻り方 明るいうちにワナを仕掛(しか)け、夕方、夜、朝に見回る。その際、取り付けた場所を忘(わす)れないようにしないと、わからなくなる場合もあります。 エチケットとして、仕掛(しか)けた罠は、必ず、はずしてくださいね。 成虫は、およそ、限られた範囲でしか行動しません。 幼虫がいれば夏にその場所近くに成虫がいるはずです。