市民の皆様へ
日頃から新型コロナウイルス感染症の拡大防止に御協力を賜り、心からお礼申し上げます。
さて、7月31日に佐伯市で最初の感染者が確認されて以降、8月4日には、4人目が確認されるなど、感染者が増えてきています。いまのところ、
感染経路も追跡できており、集団感染(クラスター)も発生していません。また、県内の医療体制も十分余裕のある状況です。 市民の皆様には、マスクの着用やこまめな手洗いに加え、感染予防のための新しい生活様式の実践を今一度徹底していただきますよう御理解と御協力をお願いいたします。
また、県境をまたぐ移動やお盆の帰省などは、各地域の状況などにも留意しながら慎重な行動をお願いいたします。
特に市内での感染者の発生に伴い、感染者に関するうわさ話や誹謗中傷による風評被害が発生しています。市民の皆様にはこうした情報に流されることなく冷静な対応と行動をお願いいたします。
最後に、新型コロナウイルス感染症は、誰でも感染する可能性があります。感染拡大防止に向けて市民一丸となって取り組んでまいりましょう。
令和2年8月5日
佐伯市長
県境をまたぐ移動はお控えください
●感染拡大が著しい地域や感染が拡大しつつある地域との往来はできる限り控えてください。
●お盆や夏休みの帰省などは、ふるさとの家族や親戚、友人とよく話し合い、慎重な判断をお願いします。
●やむを得ず帰省する場合は、手洗いやマスク着用、大声を避けるなどの感染防止策を徹底し、3 密を避けてください。また、大人数の会食など感染リスクが高い状況は控え、高齢者への感染につながらないように注意してください。
熱中症対策も忘れずに!
注意!マスク着用により熱中症のリスクが高まります!
暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」とマスク、換気などの「新しい生活様式」を両立させましょう。
新型コロナウイルス感染症に備えて
(1)新型コロナウイルス感染症とは
●コロナウイルスとは、熱・せき・くしゃみなどをひきおこす「かぜ」の原因となるウイルスの一つです。
●くしゃみや咳のしぶき・つばによって感染します。感染者と1メートル以内で15分以上マスクなしで会話した場合、感染するリスクが高くなります。すれ違ったり、挨拶をした程度では感染のリスクは低いので過度な心配は不要です。
●高齢者や持病がある人は若者よりも重症化するリスクが高くなります。
(2)有効な予防法
●手洗い・咳エチケットをしっかりしましょう。
●外出する時は、マスクを着用しましょう。
●体調が悪い時は、家で休みましょう。
(3)新しい生活様式とは・・・
新型コロナウイルス感染防止の基本
(1)身体的距離(ソーシャルディスタンス)の確保
(2)咳エチケット、マスクの着用
(3)入念な手洗いの実施
(4)3密(密集、密接、密閉)回避…等を取り入れた日常生活のこと
うわさやデマに流されないようにしましょう
今コロナウイルス感染症に関する、様々なデマやうわさ話が飛び交っています。それによって、風評被害や誹謗中傷が生まれます。コロナウイルス感染症は、誰もが感染する可能性があります。
感染者が確認されても、職場や個人、入院先を特定するような行動はしないでください。
あなたの家族や大切な人が感染したとき、どうするかを考えお互いを思いやる心をもちましょう。