2　この条例において「保護者」とは、親権を行う者、後見人その他の者で、現に、重度心身障害者を監護しているものをいう。

3　この条例において「医療保険各法」とは、次に掲げる法律をいう。

4　この条例において「保険給付」とは、医療保険各法に規定する療養の給付、療養費、訪問看護療養費、家族療養費、家族訪問看護療養費、高額療養費、高額介護合算療養費、移送費及び家族移送費をいう。

5　この条例において「一部負担金」とは、医療保険各法の規定により保険給付を受ける者が負担すべき額をいう。

6　この条例において「保険医療機関等」とは、医療保険各法に定める保険医療機関、保険薬局、指定訪問看護事業者その他医療保険各法に基づき被保険者に対し保険給付の対象となる医療等を提供するものとして認められた医療機関等をいう。

2　前項の規定により支給の対象となる支払額は、当該医療費について法令の規定により国又は地方公共団体の負担による医療に関する給付及び保険者等の負担による附加給付等がある場合は、これらの額を控除した額とする。

2　支給対象者が受けた診療に関し負担すべき額が、同一の保険医療機関等について1月1,000円に満たないときは、支給しない。

3　第2条第1項第3号に規定する精神障害者又はその保護者が前条第1項の規定により支払った一部負担金のうち、医療法(昭和23年法律第205号)第7条第2項第1号に規定する許可を受けた精神病床における入院に要したものについては支給しない。

2　前項の申請は、支給対象者が保険給付を受けた日の属する月の翌月から起算して1年を経過した日以後においてはすることができない。

3　第1項の申請があったときは、その内容を審査して当該申請に係る支給額を決定し、申請者に支給するものとする。

2　受給者が、受給の申請をした後死亡し、医療費の支給ができないときは、当該世帯主又は遺族のうち市長が定める者に支給するものとする。

2　市長は、受給者が正当な理由がなくて、前項の規定による届出をしないときは、医療費の支給を一部差し止めることができる。

(施行期日)

1　この条例は、平成17年3月3日から施行する。

(経過措置)

2　この条例の施行の日の前日までに、合併前の佐伯市重度心身障害者医療費の支給に関する条例(昭和50年佐伯市条例第27号)、上浦町重度心身障害者医療費の支給に関する条例(平成6年上浦町条例第25号)、弥生町重度心身障害者医療費の支給に関する条例(昭和50年弥生町条例第26号)、本匠村重度心身障害者医療費の支給に関する条例(昭和50年本匠村条例第32号)、宇目町重度心身障害者医療費の支給に関する条例(昭和50年宇目町条例第37号)、直川村重度心身障害者医療費の支給に関する条例(昭和50年直川村条例第19号)、鶴見町重度心身障害者医療費の支給に関する条例(昭和50年鶴見町条例第25号)、米水津村重度心身障害者医療費の支給に関する条例(昭和50年米水津村条例第21号)又は蒲江町重度心身障害者医療費の支給に関する条例(昭和50年蒲江町条例第23号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの条例の相当規定によりなされたものとみなす。

(施行期日)

1　この条例は、平成18年4月1日から施行する。

(経過措置)

2　この条例による改正後の佐伯市重度心身障害者医療費の支給に関する条例の規定は、平成18年4月1日以後の保険給付に係る医療費から適用し、同日前の保険給付に係る医療費については、なお従前の例による。

(施行期日)

1　この条例は、平成20年4月1日から施行する。

(経過措置)

2　第1条の規定による改正後の佐伯市ひとり親家庭医療費助成に関する条例の規定、第2条の規定による改正後の佐伯市寡婦及び寡夫医療費助成に関する条例の規定及び第4条の規定による改正後の佐伯市重度心身障害者医療費の支給に関する条例の規定は、平成20年4月1日以後の保険給付に係る医療費から適用し、同日前の保険給付に係る医療費については、なお従前の例による。

(施行期日)

1　この条例は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2　この条例による改正後の第5条第1項の規定は、令和元年8月1日以後の保険給付に係る医療費から適用し、同日前の保険給付に係る医療費については、なお従前の例による。