(設置)

第1条　本市は、地域の農林産物等の加工及び販売の場として利用し、農林業等の振興を図るため、農林産物加工直売所を設置する。

(名称及び位置)

第2条　農林産物加工直売所の名称及び位置は、次のとおりとする。

(指定管理者による管理)

第3条　市長は、佐伯市直川農林産物加工直売所(以下「加工直売所」という。)の管理を地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定により、法人その他の団体であって市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせる。

(指定管理者が行う業務)

第4条　指定管理者は、次に掲げる業務(以下「指定管理業務」という。)を行うものとする。

(指定管理者の管理指定期間)

第5条　指定管理者が加工直売所の管理を行う期間は、指定を受けた日の属する年度の翌年度の4月1日(当該指定を受けた日が4月1日のときは、当該日)から起算して5年以内とする。ただし、指定期間満了後の再指定を妨げない。

(利用時間)

第6条　加工直売所の利用時間は、午前8時から午後6時までとする。ただし、指定管理者が特に必要があると認めるときは、あらかじめ市長の承認を得て、これを変更することができる。

(休業日)

第7条　加工直売所の休業日は、12月31日から翌年の1月2日までの日とする。ただし、指定管理者が特に必要があると認めるときは、あらかじめ市長の承認を得て、これを変更し、又は臨時に休業することができる。

(行為の禁止等)

第8条　指定管理者は、施設等を無断で第三者に転貸し、又は賃借権その他の利用若しくは利益を目的とする権利を設定し、若しくは賃借権を第三者に譲渡してはならない。

(特別の設備の制限)

第9条　指定管理者は、加工直売所の管理及び運営に当たって、施設等の改修又は特別の設備を設置しようとする場合は、あらかじめ書面により市長の許可を受けなければならない。

(管理の基準)

第10条　指定管理者は、指定管理業務を第1条に規定する目的に沿って誠実に行わなければならない。

(原状回復の義務)

第11条　指定管理者は、指定管理業務を終了したときは、速やかに当該施設等を原状に回復し、又は搬入した物件を撤去しなければならない。

(損害賠償の義務)

第12条　故意又は過失により施設等を損傷し、又は滅失した者は、それによって生じた損害を賠償しなければならない。ただし、市長が特別の理由があると認めるときは、この限りでない。

(委任)

第13条　この条例に定めるもののほか必要な事項は、市長が定める。