佐伯市宇目地域は、大分県の南端に位置し、南西は宮崎県に隣接しています。また、佐伯市の総面積の3割強を占め、そのうちの約94%が山林である山間部地域です。『宇目』という名称の由来は、かつて景行天皇が宮崎県の日向に向かう途中、満開の梅の花を見て「この地を、梅の里と称せん」と言われたことがきっかけで、後に「宇目」となったと伝えられています。
祖母・傾国定公園内にある藤河内渓谷や、当エコパークの名に関している傾山といった豊かな自然、ジビエ料理や宇目米といったおいしい食事、ボルダリングやキャニオニングといったアクティビティなど、様々な楽しみがここにはあります。
また、宇目地域の伝統芸能が一斉に揃ううめ秋大祭をはじめ、奇祭と呼ばれるすみつけ祭り、春に賑わうチューリップ祭りなど、地域のお祭りも数多く行われている地域です。伝統芸能が多いのも宇目の魅力の一つで、二つの流派が存在する神楽や千束楽をはじめ、酒利獅子や河尻杖なども地域のお祭りを盛り上げてくれます。
その他にも、名産品としてはスイートピーやほおずきがあり、昼夜の寒暖差を利用して糖度の高いぶどうや栗も作られています。また、原木椎茸発祥の地と言われる宇目地域は椎茸栽培も盛んで、農林水産大臣賞や林野庁長官賞などを複数回受賞している方もいます。
一度訪れると、次の魅力を求めてまた来たくなってしまう場所。
それが佐伯市宇目地域です。