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住宅用火災警報器の設置場所と点検方法

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住宅用火災警報器を設置する部屋は、

火災予防条例で定められた場所に取り付ける必要があります。


寝室と寝室がある階の階段には、原則として煙式を設置しなくてはなりません。

なお、浴室、トイレ、洗面所、納戸などは義務化の対象外です。

台所へ設置する場合は熱感知器にしましょう。


●寝室・・・使用しているすべての寝室が対象

●階段・・・寝室がある階の階段の最上部

            住警器設置場所

  • ※寝室が3階にある場合は、1階の階段に設置(すでに2階の階段にあればなくても可)
  • ※寝室が1階にあり、3階に居室がある場合は、3階の階段に設置(すでに2階の階段にあれ
     ばなくても可)
  • ※1つの階に7平方メートル以上の居室が5部屋以上ある場合は、その階の廊下か階段に設置。



住宅用火災警報器設置による効果について


消防庁において、住宅火災における被害状況を分析したところ、住宅用火災警報器が設置されている場合は、設置されていない場合と比べて、死者の発生は約4割減の結果となりました。

また、日本に先立って義務化を進めた米国では、1970年代後半には火災によって約6,000人の死者が発生しましたが、住宅用火災警報器の普及率上昇に伴って死者数が減少し、普及率が95%を超えた近年では死者数がピーク時から半減(約3,000人弱)という効果が現れています。





住宅用火災警報器の取り付位置


住宅用火災警報器は「天井」または「壁面」に取り付けます。

取り付ける際は、以下の点に注意しながら、煙や熱をすばやくキャッチできる場所に設置してください。


天井の場所    煙式設置場所

壁または梁(はり)から60センチメートル以上離れた天井付近に取り付けます。


         エアコン付近

エアコンの吹き出し口や換気口などからは、1.5メートル以上離すようにしましょう

壁面の場合    壁面

天井から15~50センチメートル以内に住宅用火災警報器の中心が来るように取り付けます。



               住宅用火災気警報器の点検方法

ひもを引っ張ったり、ボタンを押すことで、「正常です」や「電池切れです」等を音声でお知らせしてくれます。

警報器の電池の寿命はおよそ10年となっています。定期的に点検し動作確認を行いましょう。  

                 住警器点検 

※お取り扱いの機種等により音声に違いがありますので、詳しくは説明書、メーカーのホームページをご確認ください。




正常に作動しているか月に1度は点検し、半年に1度はホコリ等を取り除きましょう!!

また、10年に一度は取替を行いましょう!!


とりカエル10年たったら


              キャラクター「とりカエル」は(一社)日本火災報知器工業会のキャラクターです。


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