「ガストーチによる火災・やけどに注意!」
ガストーチは、カートリッジを接続して火口から高温の炎を噴出させる機器です。
近年、アウトドアやDIY、炙り料理などに使用する消費者が増えていますが、接続部からのガス漏れが原因となった火災や、火口付近などに触れてやけどをするなどの事故も発生しています。
🔶 消費者へのアドバイス
[やけどに注意しましょう]
ガストーチによる受傷事故の多くはやけどです。火炎放射中はもちろん、消火後も数分間は火口付近が高温となっています。使用後は誤って触れてしまうおそれがない場所で冷やし、温度が下がるまでは触れないようにしましょう。
[使用目的・場面にあった製品を使用しましょう]
ガストーチには「屋外専用」や「調理専用」などの使用目的が限定された製品があります。使用目的に合わない製品を使用すると、思わぬ事故が発生するおそれがあります。取扱説明書等をよく確認してから使用しましょう。
[使用前にきちんと確認・点検をしましょう]
使用前に、取扱説明書にある「警告」「注意」と表示されている内容をよく確認して、正しく使用しましょう。
[正しく保管しましょう]
ガストーチとガスカートリッジを接続したまま保管すると、誤作動やガス漏れの危険があります。ガスカートリッジを取り外すことができない製品を除き、取り外して保管しましょう。保管する際には、ごみなどの異物が混入しないようにするとともに、ガスカートリッジには必ずキャップをしましょう。
[信頼できる製品を選びましょう]
市場には、様々な製品が流通しています。なかには、極端に廉価な製品やメーカーのはっきりしない製品もあります。事故防止及び事故が発生した際の対応の観点から、製造元や販売元がはっきりしている製品を選びましょう。