国木田独歩を偲んで
6月23日は、国木田独歩の命日です。明治4年(1871)千葉県に生まれた国木田独歩は、明治26年(1893)、鶴谷学館の数学と英語の教師として約10か月の間、佐伯で暮らしました。その間、佐伯の名所旧跡に足を運び、佐伯の豊かな自然と触れ合ったといいます。そうした体験から得られた抒情性が「源叔父」や「春の鳥」など、佐伯を舞台とする小説にも色濃く表れています。明治41年(1908)6月23日病没で36歳という若さでこの世を去った国木田独歩を偲び、独歩の文学性を育てたゆかりの地、城下町佐伯国木田独歩館において企画展「独歩忌」を開催します。
場所・日時等
場 所:城下町佐伯国木田独歩館(佐伯市城下東町9番37号)
期 間:令和7年6月13日(金曜日)~6月26日(木曜日)
休館日:月曜日。ただし、命日の6月23日(月曜日)は臨時開館します。
時 間:9時~17時(入館は16時30分まで)
入館料:個人 一般200円 小中高生100円
団体(15名以上)それぞれ半額
展示概要
館内に婦人画報、国木田独歩集等、国木田独歩に関する書籍等の展示を含めた独歩を偲ぶ「独歩忌」コーナーを設置しています。
※皆さまのご来館をお待ちしております。