認知症について
認知症とは、いったん発達した知能が、普段の社会生活に支障をきたすまでに低下した状態のことをいいます。この状態は一時的ではなく
継続してみられ、記憶力や見当識(時間や場所、人を識別できること)、判断力、計画力などが低下します。認知症の中で最も多いものが、
アルツハイマー病によるもので、続いて脳梗塞や脳出血などによるものです。専門医に受診して、適切な治療を受けるなど、うまく対処すれば
病気自体の経過も変わってきます。
まずは「最近忘れっぽくなった」、「認知症ではないか」と不安になったら、一人で悩まず医療機関(かかりつけ医やオレンジドクター)や
地域包括支援センターなどへ相談しましょう。