高齢者の介護・福祉・健康・医療など総合的な相談に応じる施設です。地域包括支援センターには社会福祉士、保健師、主任ケアマネジャーなどが在籍しており、様々な外部機関と連携しながら高齢者の暮らしをサポートしています。
地域包括支援センターの働き
高齢者の介護予防マネジメントをはじめ、福祉、医療、権利擁護などのサービスを包括的・継続的に提供していくための総合機関として、地域包括支援センターが設置されています。
専門職との連携
社会福祉士、保健師、主任ケアマネジャーなどが中心となって外部機関との連携をとりながら高齢の皆さんの支援を行います。それぞれの専門分野を活かし、互いに連携をとりながら「チーム」として総合的にみなさんを支えます。
主な業務
介護予防給付、介護予防・日常生活支援総合事業に関するケアマネジメント
介護認定を受け、要支援1・2と判定されたサービス利用申込者や、基本チェックリストにより事業対象者と判定され、サービスが必要な方に対し、アセスメントを行い、介護予防サービス計画書を作成し、利用者・家族に説明します。
同意を得た後、介護予防サービス計画書に基づき適切にサービスが提供されるよう連絡調整を行います。
3~6ヶ月に1回、計画の達成状況について評価を行い、利用者にとってよりよい適切なケアプランになるよう見直しを行います。
総合・支援
高齢者の人権や財産を守る権利擁護や虐待防止の拠点として、成年後見制度の活用や虐待の早期発見・防止を進めていきます。
- 成年後見制度の活用
高齢者の判断能力(金銭管理等)が低下していると確認できた場合、裁判所・関係機関との連携を図り、速やかに申立手続きが行えるよう支援します。 - 老人福祉施設等への措置
虐待等で緊急に高齢者を保護しなければならない場合に、担当部局へ状況報告をし、措置入所の手続きを依頼します。 - 虐待への対応
虐待を受けている高齢者を把握した場合は、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」等に基づき、速やかに訪問し状況確認後、適切な対応をとります。 - 消費者被害の防止
訪問販売やリフォーム業者などによる被害を未然に防止するため、消費生活センター等の情報を収集し、民生委員等に情報を提供します。
地域のケアマネジャーなどの支援
ケアマネジャーのネットワーク構築や、困難事例に対する助言などを行います。
地域支援事業の充実
平成27年度から施行された介護保険法の一部改正により、平成27年4月より以下の事業もスタートしています(地域包括支援センター「さいき」のみ)。 - 在宅医療・介護連携の推進
- 認知症施策の推進
- 地域ケア会議の推進
- 生活支援サービスの充実・強化
運営に関する基準
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問い合わせ先
※佐伯・上浦地域にお住まいの方はこちら
〇佐伯市地域包括支援センター「さいき」 〒876-0844 佐伯市向島1丁目3番8号 佐伯市保健福祉総合センター「和楽」3階
TEL:0972-23-1632 FAX:0972-23-1661
※弥生・本匠・宇目・直川地域にお住まいの方はこちら
〇佐伯市地域包括支援センター「ばんじょう」 〒879-3101 佐伯市直川大字赤木106番地
TEL:0972-58-5294 FAX:0972-58-5300
※鶴見・米水津・蒲江地域にお住いの方はこちら
〇佐伯市地域包括支援センター「あまべ」 〒876-2401 佐伯市蒲江大字蒲江浦3522番地5
TEL:0972-42-5294 FAX:0972-42-5300