夏から秋にかけては、蜂の数も増え、翌年の巣作りを担う新女王蜂を育てる期間で蜂が過敏になり、盛んに活動します。農作業や野外での活動の際は、注意しましょう。
一般的には、スズメバチは危険だと思われますが、通常、巣を刺激しなければヒトを襲うことはありません。また、スズメバチは毛虫などの害虫を捕まえて食べるなど、わたしたちの生活にも役立っています。
巣の特徴
種類によって多少違いはありますが、ボール状のマーブル模様やうろこ模様で、巣の下側に小さい穴が1箇所あるものが典型的なものです。営巣場所は、生垣や軒下、天井裏などに多くみられます。また、山中などでは、木の洞や土手などにも巣を作ります。
スズメバチに襲われないための予防策
- 巣に近づかない
蜂が飛んでいる場合は、近くに巣がある可能性がありますので、速やかにその場所から離れましょう。 - 服装、匂いに注意
野山に出かけるときは、長袖、長ズボンによる肌の保護が基本です。
スズメバチは黒いものに向かってくる性質があるので、黒い色の服は控えましょう。
また、匂いにも反応するので、強い香りのする香水やヘアスプレーも控えましょう。
巣の駆除について
市ではハチの駆除は行っておりませんので、土地の所有者か管理者が自らの責任で行ってください。
市ではご自身で蜂の巣を駆除される方へ防護服の貸し出しを行っております。
※巣の場所、大きさ等によっては駆除の際に危険を伴います。危険を感じたときは、速やかに駆除専門業者への依頼をおすすめします。