民生委員・児童委員、主任児童委員は、それぞれの地域で常に住民のみなさんの立場にたって相談に応じ、必要な支援を行う地域の身近なボランティアです。　

民生委員・児童委員はどんな人？

民生委員法と児童福祉法に基づき、厚生労働大臣から委嘱されています。
一定の区域を担当し、高齢の方、子育て中の方、障がいのある方、生活にお困りの方などの相談に応じ、助言や情報提供などを行っています。
一般的に、民生委員と呼ぶことが多いですが、民生委員は児童委員を兼務すると法律で定められているため、正式には「民生委員・児童委員」と呼び、2つの役割を持っています。
　任期は3年で、佐伯市では現在205名の民生委員・児童委員が活動しています。

【民生委員の役割】

• 住民の生活状態を必要に応じて適切に把握しておくこと
• 援助を必要とする方の相談に応じ、助言や援助を行うこと
• 福祉サービスを適切に利用するための情報提供を行うこと
• 社会福祉活動を行う方と連携し、その活動を支援すること
• 福祉事務所、その他行政機関の業務に協力すること

【児童委員の役割】

• 児童及び妊産婦の生活状況を把握すること
• 児童及び妊産婦が利用できるサービスの情報提供を行うこと
• 児童の健やかな育成に関する活動を行う方と連携し、その活動を支援すること
• 児童福祉に係る行政機関などの職務に協力すること

主任児童委員はどんな人？

民生委員・児童委員の中から主任児童委員として厚生労働大臣から指名され、妊産婦や児童に関する支援活動を専門に行っています。区域担当の民生委員・児童委員と連携を持ちながら活動しています。
民生委員・児童委員と同じく任期は3年で、佐伯市では現在28名の主任児童委員が活動しています。

【主任児童委員の役割】

• 児童福祉関係機関との連絡調整を行うこと
• 区域を担当する民生委員・児童委員への援助及び協力を行うこと

民生委員・児童委員に相談をしたいときは？

お住まいの地域の民生委員・児童委員がわからない場合は、下記担当課までご連絡ください。
なお、民生委員・児童委員には、相談を受けた内容や、相談の中で知り得たプライバシーに関わる情報などについて、守秘義務が課せられていますので、ご安心ください。