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9月議会議運後兼9月市長定例記者発表

最終更新日:

とき 令和2年8月26日 水曜日 10時 ~  

ところ 庁議室

内容


令和2年第5回佐伯市議会定例会提出議案について


会期

 9月2日から9月24日まで


議案等の件数

予算議案10件、予算外議案17件、諮問3件、専決処分の報告1件、報告事項5件


主な予算議案の概要

(1)令和2年度一般会計補正予算(第5号)の規模

(補正額)12億1,271万円 
2年度予算総額 529億1,941万7,000円
※ 前年度9月補正後総額 524億7,589万8,000円  
 前年度比:4億4,351万9,000円増


(2)主な事業【歳出】

ア.新型コロナウイルス感染症対策事業  7億1,533万1,000円
(ア)庁舎管理費(財政課)1,514万4,000円【新規】

庁舎における感染拡大防止対策として、ソーシャルディスタンスの確保、飛沫感染防止等のため、AIサーマルカメラ、飛沫防止パネル、ウェブ会議用テレビモニター等を購入する。


(イ)新型コロナウイルス感染症緊急対策中小企業支援事業(商工振興課)5,569万3,000円

市内における消費を喚起し、中小企業の活性化による地域経済の循環を創出するとともに、コロナ禍で経済的負担の大きい子育て世帯を支援するため、プレミアム率50%の商品券(15,000円分を10,000円で販売)を発行する。

(ウ)観光事業費(観光課)6,364万5,000円

個人旅行の誘客による宿泊施設等を支援するため、宿泊者向け商品券の発行や佐伯の観光素材を活かした旅行商品の造成、NEXCO西日本と連携した高速道路利用者を対象にした誘客事業を行う。

(エ)自転車活用推進事業(文化・スポーツツーリズム推進課)1,576万8,000円【新規】

「新しい生活様式」を踏まえた地域経済活性化への対応として、サイクルツーリズムを推進するための動画制作やレンタルサイクル用自転車の購入等を行う。


(オ)高平キャンプ場整備事業(観光課)2,967万円【新規】

「新しい生活様式」を踏まえ、働き方の新しいスタイルであるワーケーションに適した施設にするための通信環境の整備、ケビン棟の改修、備品の購入等を行う。


(カ)災害対策事業(防災危機管理課)1億8,157万1,000円

避難所における感染リスク低減のため、間仕切りテント、スポットクーラー、サーモグラフィーカメラ等を購入する。感染者が発生した際は、ホテル及びタクシーを借り上げる。


イ.新型コロナウイルス感染症対策以外の事業  4億9,737万9,000円
(ア)活力あふれる園芸産地整備事業(農政課)3,498万9,000円

新規就農者や農業法人等が実施するレモン園地やキク選花施設等の整備に伴う機械・設備の導入、獣害防止柵の設置等に対し交付する補助金を増額計上(国1/2、県1/6、市1/6、事業主体1/6 等)


主な予算外議案の概要

議案第123号 工事請負契約の締結について(令和2年度佐伯市消防署東部分署建設(建築主体)工事)〔消防総務課〕

(1)契約の内容

ア.工期  令和3年6月30日まで
イ.契約の相手方  株式会社佐々木建設
ウ.契約金額  2億1,604万円

(2)工事の概要

ア.建物の構造 鉄筋コンクリート造2階建て
イ.延べ床面積 618.78平方メートル
ウ.施設の概要 車庫(消防車1台・救急車1台)、事務室・通信指令室、食堂・休憩室、研修室、仮眠室(6室)等

(3)工事費の財源内訳

2億1,604万円(合併特例債:2億520万円、一般財源:1,084万円)


議案第126号 佐伯市営駐車場条例の一部改正について〔地域振興課、文化芸術交流課〕

 新たに設置する「佐伯市営大手前第2駐車場」の名称、位置、管理の方法、供用時間、駐車料金等について定めるとともに、さいき城山桜ホールの入館者に係る佐伯市営大手前駐車場及び佐伯市営大手前第2駐車場の駐車料金を定める。

(1)佐伯市営大手前第2駐車場の概要

ア.位置  佐伯市大手町3丁目130番1、132番3
イ.構造  平面駐車場(自走式)、約3,100平方メートル
ウ.管理の方法  市の直営
エ.供用時間  24時間
オ.駐車手続等  利用者は、自動車の入場の際に駐車券発行機から駐車券の交付を受けて駐車し、出場の際に駐車券を自動精算機に挿入して、駐車料金を現金により納付する。

カ.駐車料金(1台当たり) 

駐車料金説明表
 利用時間料金 備考 
 30分まで  無料 
 30分を超えて、30分ごと
※ 午後8時から翌日午前8時までの間は、60分ごと
 50円
  • 24時間以内の上限は1,500円
  • 24時間を超えて出場する場合は、1,500円に、24時間を超えて出場するまでの間の加算計算による料金を加算する。

 
キ.供用対象  普通自動車(時間貸しのみ)
ク.駐車可能台数  100台(うち2台分は、身体障がい者仕様)


(2)さいき城山桜ホールの供用開始に伴う駐車料金(1台当たり)

駐車料金説明表
 利用時間料金 備考 
 270分まで無料  
 270分を超えて、30分ごと
※午後8時から翌日午前8時までの間は、60分ごと
 50円
  • 24時間以内の上限は1,500円
  • 24時間を超えて出場する場合は、1,500円(24時間分の料金が1,500円に満たないときには、その額)に、24時間を超えて出場するまでの間の加算計算による料金を加算する。


(3)施行期日

上記(1) 令和3年4月1日    上記(2) 令和2年11月3日


議案第133号 佐伯市文化財保護条例の一部改正について〔社会教育課〕
市指定有形文化財等の適切な管理のため、所有者による管理責任者の選任の要件等を拡大する。市指定有形文化財等の損壊等に係る罰金の最高額の引上げ等を行う。

(1)管理責任者の選任要件の拡大

選任の機会について、長期不在等の「特別な事情があるとき」を「市指定有形文化財等の適切な管理のため必要があるとき」とし、選任できるものについて「自然人たる代理人」を「文化財保護法第192条の2第1項に規定する文化財保存活用支援団体等」とする。

(2)損壊等に対する罰金の最高額の引上げ

改正内容説明表
 行為内容改正前 改正後 
 損壊、毀損、隠匿、滅失等 3万円  10万円
 無断現状変更等  2万円    5万円



新型コロナウイルス感染症について

※ 前回までの発表以後に変動があるものを取扱い。件数等は8月21日現在

(1)市内での感染状況等

ア.感染者の発生状況

① 7月31日  市内1例目(大分県65例目)
② 8月1日  市内2例目(大分県67例目)、1例目の濃厚接触者
③ 8月3日  市内3例目(大分県70例目)
④ 8月4日  市内4例目(大分県71例目)、3例目の接触者
・1例目と2例目は同居の家族。1例目の福岡県在住の家族からの感染が疑われる。
・3例目と4例目は職場の同僚。3例目の家族(東京都で感染確認)からの感染が疑われる。


イ.発生による市の対応

  • 1例目から3例目までは家族内感染だったが、4例目は3例目からの職場内感染であることから、感染段階が移行しつつある恐れがあることを受け、対策本部会議を開催し、市施設の休業等を決定した。(後述)
  • 市ホームページ、ケーブルテレビ文字放送、市内全戸配布チラシ、防災ラジオによる市民への注意喚起を実施。


(2) いのちを守る

ア.衛生用品等の確保状況(市)

  • 非接触式温度計 190本(幼稚園11本、小学校23本、中学校16本、避難所用140本)
  • マスク 11万6,400枚(備蓄用9万枚、コロナ対策用2万6,400枚)
  • アルコール消毒液 627リットル(本庁135リットル、振興局492リットル)
  • フェイスシールド 130個(本庁112個、小中学校用18個)


イ.電解次亜水生成装置設置、電解次亜水の配布(市)

電解次亜水生成装置を市内9か所(各振興局、和楽)に設置し、電解次亜水を市民・事業者に無償で配布する。

【配布人数】 1,197人 

   

(3)くらしを守る

 ア.特別定額給付金給付事業(国)

 8月11日で申請受付を終了

【給付対象】 33,469世帯
【給付済】  33,420世帯 ( オンライン:648世帯、郵送:32,772世帯)
【給付済金額】 70億2,250万円 給付率:99.9%


イ.子育て世帯への臨時特別給付金給付事業(国)

 6月25日から支給を開始

【支給済対象児童数】 7,657人  7,657万円


ウ.ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業(国)※8/25給付分含む

 子育て負担の増加や収入の減少した低所得のひとり親世帯等を支援する。

(ア)基本給付

【給付額】 5万円/世帯 ※ 第2子以降、3万円/人を加算
【対象】 921世帯 1,543人(予定)
【給付件数】 729件
【給付金額】 4,923万円


(イ)追加給付

【対象】 令和2年6月分の児童扶養手当を受給した人等で、家計が急変し、収入が  減少した人
【給付件数】 29件
【給付金額】 145万円


エ.生活福祉資金貸付制度(国)

 休業や失業等により収入が減少した世帯を対象に、生活支援のための緊急小口資金等の特例貸付を行う。

【貸付件数】447件
【貸付金額】1億5,859万円


オ.住居確保給付金(国)

 休業等に伴う収入の減少により、住居を失うおそれが生じている人の家賃相当額を家主に支給する。

【給付件数】10件
【給付金額】116万3,400円


(4)しごとを守る

ア.中小企業等家賃補助事業(市)

 中小企業、個人事業者の店舗、事業所等の家賃の一部(8/10×3か月)を補助するもの

【申請期限】 8月31日(金曜日)
【申請件数】 申請384件、決定317件
【補助額】 6,549万8,000円


イ.プレミアム付き商品券「コロナに負けるな!消費喚起さいきプレ券」(市)

 地域地場産業の底上げ支援のため、20パーセントのプレミアム付き佐伯市内共通商品券を発行する。

【発行券】 12,000円(販売額10,000円)33,500セット
【発行期限及び有効期限】 11月30日
【販売場所】 佐伯郵便局、市役所本庁舎1F売店


ウ.雇用調整助成金等申請支援補助事業(市)

 雇用調整助成金及び緊急雇用安定助成金の申請費用を補助する。

【補助額】 1事業者当たり 上限20万円
【申請期限】 12月25日
【補助件数】 3件
【補助金額】 366,400円


エ.海水陸上養殖経営支援補助事業(市)

 感染症により、売上に影響を受けた海水陸上養殖(ヒラメ、トラフグ、カワハギ等の食用魚)業者を支援する。

【対象者】海水陸上養殖業者 34経営体
【補助額】1,070万円


オ.食べて応援、エールの輪(市)

 佐伯出身の郷土会員などにヒラメのフィレ加工品サンプルを提供し、その知人友人に佐伯産養殖ヒラメのPRを依頼する。さらに、購入費用の2分の1を補助することで消費拡大を図り、ヒラメ養殖事業者を支援する。

【対象郷土会員】 950人 ※6月12日に送付
【サンプル申込数】 469人 ※7月10日~22日発送
【追加注文受付数】 393尾 ※8月19・20日発送


カ.学校給食等への消費拡大の推進(佐伯のさかな応援プロジェクト事業)(市)

 養殖ヒラメを学校給食で提供するため、市が大分県漁協協同組合に養殖ヒラメの給食食材製造販売を委託する。受託した県漁協は、加工・冷凍保存し、学校給食食材として提供する。

【加工予定数(実績)】 14,000尾(9,239尾)
【 提供予定回数 】 18回 ※7月から毎月2回提供


(5)佐伯市主催事業

 国の方針に沿って段階的な緩和を行っているが、感染拡大防止対策が取れない事業、参加者の把握ができない事業については、基準内であっても延期または中止とする。
 なお、市内での感染拡大を阻止するため、8月5日から8月18日までの間に予定されていた市主催行事は中止した。

【屋内行事】7月10日以降 「収容定員の半分以内」
※市内最大の施設は佐伯文化会館大ホール(1,300人)
【屋外行事】9月30日まで 「5,000人以下」かつ「人と人との距離を十分にとる」
※市内最大の施設は佐伯中央病院スタジアム(15,000人)
※10月以降の緩和は感染状況を見ながら判断


(6)市営施設の利用について

 市内での感染拡大を阻止するため、8月5日から8月18日までの間は、特に市民生活との関連が深い物販施設等を除き、原則休業とした。
引き続き「3密」の回避等十分な感染防止対策がとれない一部施設を除き、市内、市外からの申込みを受け付けている。なお、「(5)佐伯市主催事業」の基準を超える規模のものや感染防止策の徹底等に協力いただけない利用については、市内外を問わず受け付けない。


(7)小中学校関係

  1. 8月5日から23日まで部活動を原則休止とした。スポーツ少年団に対しても同期間中の活動の中止を要請した。
  2. 2学期の始業式を無事に迎えるため、保護者に対して夏季休業中の県境を越える家族旅行や体験活動、研修等への参加を可能な限り控えていただくようお願いした。
     



さいき城山桜ホールオープニングイベント観覧者の募集等について


(1)オープニングイベント観覧者募集について

 さいき城山桜ホールが10月31日に開館を迎える。当日の「開館記念コンサート」及び11月1日の「文化芸術フォーラム」の観覧者の募集をする。

ア.開館記念コンサート

(ア)とき 10月31日 土曜日13時30分から
(イ)ところ さいき城山桜ホール 大ホール
(ウ)内容 ピアノ披露独奏 小菅  優(こすげ ゆう) 氏、ガラコンサート
(エ)定員 350人
(オ)入場料 無料
(カ)応募期間 9月1日火曜日から30日水曜日まで

イ.文化芸術フォーラム

(ア)とき 11月1日 日曜日 14時から
(イ)ところ さいき城山桜ホール 大ホール
(ウ)内容 こども・市民ミュージカルと宇目神楽保存会の共演舞台
   パネルディスカッション「地域が輝く芸術の力」
(エ)定員 350人
(オ)入場料 無料
(カ)応募期間 9月1日火曜日から30日水曜日まで


(2)竣工式及び完成見学会の開催について

ア.竣工式について

(ア)とき  8月29日 土曜日 10時~
(イ)ところ  さいき城山桜ホール 大ホール
※ 終了後に記者発表及び内覧会を行う。

イ.完成見学会について

(ア)一般見学会
 とき 8月29日 土曜日 13時、14時、15時、19時から、8月30日 日曜日 10時、11時、13時、14時から
(イ)バックステージ見学会
 とき 8月29日 土曜日 14時から、8月30日 日曜日 14時から
 ※見学者は事前に応募いただいた市民


※ オープニングイベント観覧者募集の詳細は、「開館記念コンサート&文化芸術フォーラム観覧者募集チラシ」参照



クルーズトレイン「ななつ星in九州」の佐伯駅停車について

 九州旅客鉄道株式会社が、豊かな自然・食・文化・歴史に彩られた九州の魅力を届けるために運行するクルーズトレイン「ななつ星in九州」の運行が8月15日に再開された。このうち、毎週火曜日から金曜日までで運行される「3泊4日コース」で佐伯駅での停車が決定した。3日目(木曜日)の夜に佐伯駅に到着し、金曜日の朝に提供される佐伯観光プランで佐伯の歴史や豊かな食にふれていただく。

(1)「3泊4日コース」佐伯駅停車

ア.期間 8月27日から令和3年4月2日まで
イ.発着時間 
(到着)木曜日 22時40分頃 ※列車泊
(出発)金曜日 8時20分頃

(2)佐伯観光プランの内容

ア.歴史と文化のみち散策、ショッピング
イ.駅ホームマルシェ
ウ.発車のお見送り(みのり幼稚園園児の手振り、日本文理大学附属高校生による吹奏楽演奏)
※発車のお見送りは初運行便(8月28日)のみ


 
株式会社ナガワとの防災協定の締結等について

 東京都に本社を構える株式会社ナガワと災害時に必要な資機材の提供に関する協定を締結する。また、同社から、本年3月末に国から認定を受けた地域再生計画(佐伯市まち・ひと・しごと創生推進計画)の災害対策事業に対して、企業版ふるさと納税の制度を活用した寄附をいただく。

(1)防災協定について

ア.締結式 
 とき 9月15日(火曜日)14時から
 ところ 庁議室
イ.概要
 大規模災害発生時において、仮設ハウス・トイレ、発電機器、暖房機器、冷却機器等の資機材ついて、本市の要請により提供を受けることが可能となる。

(2)寄附について

ア.寄附金額 100万円
イ.寄附事業 災害対策事業(備蓄食料、資機材等の購入等)
ウ.その他 協定締結式終了後に感謝状を贈呈する。


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