とき 令和3年2月16日(火曜日)13時30分~
ところ 佐伯市役所 5階 庁議室
内容
令和3年第2回佐伯市議会定例会提出議案について
会期
2月24日から3月17日まで(22日間)
議案等の件数
予算議案25件、予算外議案35件、諮問7件、報告事項2件
予算議案の概要
令和3年度一般会計当初予算
当初予算は、4月に佐伯市長選挙が予定されているため、義務的経費を中心に編成した。政策的経費は一部を除き補正予算による対応としている。
(1)予算規模
410億6,700万円
※ 2年度 432億1,000万円
前年度比: 21億4,300万円(5.0%)減
(2)主な歳入の状況
市税 70億6,483万4,000円
前年度比:4億1,771万3,000円(5.6%)減
個人及び法人市民税が3億5,274万4,000円、市たばこ税が4,396万4,000円、固定資産税等が2,100万5,000円減
地方交付税 158億円
前年度同額
普通交付税146億円、特別交付税12億円
地方譲与税及び交付金 22億1,651万8,000円
前年比: 8,010万円(3.5%)減
地方消費税交付金が1億400万円減、その他の交付金及び地方譲与税が2,390万円増
(3)基本政策「さいき7つの創生」に基づく主な事業(歳出)
【1】豊かな自然環境と安全・安心な生活環境の創生〔自然・生活環境〕
(ア)さいき花の楽園構想推進事業(環境対策課)1,193万4,000円
『日本一の花のあるまちづくり』を基本理念とし、花を通じて市民総参加による美しい地域環境づくりや四季を通して市内外から観賞することのできる花の名所づくりを推進する。
(イ)上浦消防庁舎建設事業(消防総務課)【新規】4,418万6,000円
上浦派出所の老朽化に伴い、上浦保健センターを再利用して庁舎の移転改修工事を行う。令和4年4月開所予定
【2】暮らしと産業を支える生活基盤の創生〔生活基盤〕
(ア)さいき城山桜ホール企画運営事業(文化芸術交流課)6,933万6, 000円
さいき城山桜ホールや大手前広場を中心に、にぎわいの創出と市民活動の活性化を図るため、各種自主事業を企画運営する。また、市民参画・協働により、市民・地域を巻き込んだ広がりのある市民提案事業を展開する。
【令和3年度計画事業】
開館1周年祭(よしもとお笑いライブ、障がい者芸術文化祭、さいき大道芸フェスタほか)、演劇招聘公演 柄本明の一人芝居 など
(イ)市街地民間活力応援事業(地域振興課)3,010万4, 000円
中心市街地内において、クラウドファンディングを活用して地域活性化に資する施設の整備等を行う個人又は団体等に対して費用を補助する。
【3】 健康で安心して暮らせる共生社会の創生〔保健医療福祉〕
(ア)成年後見支援センター運営事業(障がい福祉課)【新規】1,094万1,000円
成年後見支援センターを立上げ、成年後見制度の利用促進を図る。(令和3年7月開所予定)
【成年後見支援センター】
成年後見制度に関する総合相談や申立支援、市民後見人の養成等の活動を行い、成年後見制度の普及・利用促進に取り組む。
(イ)新型コロナウイルスワクチン接種事業(健康増進課)2億1,856万4,000円
新型コロナウイルス感染症のまん延防止を図るため、ワクチン接種を行う。
【4】 人が学び、人が活き、人が育つ教育の創生〔教育文化〕
(ア)文化芸術振興事業(文化芸術交流課)1,406万6,000円
文化芸術に触れる機会の提供、文化芸術活動への支援、文化芸術振興計画の推進及び進捗管理を行う。
【令和3年度計画事業】
アーティストを小中学校に派遣するアート教室事業、文化芸術フォーラムレガシー事業、文化活動団体への助成 など
(イ)青山地区公民館建設事業(社会教育課)2億2,336万4,000円
建物の建設工事、外構工事を行う。令和4年4月開館予定
【5】地域資源をいかした産業と観光の創生〔産業振興〕
(ア)全国乾しいたけ振興大会事業(林業課)【新規】2,103万9,000円
佐伯市の特産品であるシイタケの生産を振興し、消費拡大及び生産者の生産意欲向上を図るため、全国乾しいたけ振興大会の開催を支援する。
【2021年全国乾しいたけ振興大会inさいき】
開催日 7月10日(土曜日)~11日(日曜日)
開催場所 さいき城山桜ホール及び施設周辺特設会場
(イ)国内誘客推進事業(観光課)6,738万5,000円
さいきツーリズム戦略に基づき、食、自然、体験、文化歴史、産業等幅広い素材を生かした観光プロモーションを展開し、国内誘客の推進を図る。
【6】人が交流し、活力あふれるまちの創生〔まちづくり〕
(ア)佐伯市民大学支援事業(政策企画課)235万円
市民が幅広い分野で学び、佐伯人(さいきびと)としてクオリティの高い市民生活の実現を目的として令和2年度に創設された、佐伯市民大学「令和四教堂」の運営を支援する。
(イ)ベトナム海外交流事業(文化・スポーツツーリズム推進課)539万円
2020東京パラリンピックのホストタウン登録におけるベトナム代表選手の事前・事後交流やホストタウンとしての気運の醸成、これを契機とした将来的な姉妹提携などの都市間交流を見据えた現地におけるプロモーションなどを行う。
【7】地域が輝くまちの創生〔地域活性化〕
(ア)蒲江振興局跡地利用事業(地域振興課)3, 222万3,000円
(イ)佐伯創生推進総合対策事業(地域振興課)2, 180万2,000円
市の地域創生、人口減少及び高齢化の著しい地域の活性化、地域住民の安全・安心、伝統芸能・伝統文化の保存と継承に資する取組の支援等を行う。
【8】その他、計画推進のための主な事業
行政事務スマート化推進事業(情報推進課)【新規】821万5,000円
ICTツールを導入し、行政事務の電子化・ペーパーレス化等を推進する。モバイルノートの調達、ビジネスチャットの導入、住民アンケートや行政手続きのデジタル化を行う。
※その他の内容は、「令和3年度当初予算(案)の概要」中の「4 主要な事業(P.11~26)」参照
令和2年度一般会計補正予算(第9号)
(1)補正予算(第9号)の規模
補正額:△ 1億3,112万6,000円
2年度予算総額 536億2,224万2,000円
(2)主な事業(歳出)
(ア)GoToEat魅力アップエール券事業(観光課)【新規】1億6,448万7,000円
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を図りながらも、地域経済の活性化を図るため、GoToEat「おおいた味力食うぽん券」の購入時に、飲食店以外の店舗でも利用可能な上乗せ分の商品券を発行する。発行は、GoToEatキャンペーンが追加販売される時期を予定。10,000円で、食うぽん券12,000円分(予定)と市商品券5,000円分を購入できる。(コロナ交付金充当)
【商品券内容】1冊5,000円(500円×10枚) 29,000冊発行
(イ)佐伯のさかな魅力発信事業〔新型コロナウイルス感染症対策〕(水産課)【新規】2,001万1,000円
飲食業界に影響力のある有名シェフ、マスコミ等と連携したPRイベントを都市部で開催し、佐伯市への招へい活動やサンプル商品の提供を行うとともに、県内向け消費拡大イベントを開催し、佐伯産水産物の認知度向上と販路拡大を図る。(コロナ交付金充当)
(ウ)新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業(健康増進課)3,605万4,000円
人員体制の整備、システム改修、予診票の作成等を行い、ワクチン接種が円滑に行われる体制を確保する。 (国10分の10)
(エ)新型コロナウイルスワクチン接種事業(健康増進課)【新規】2,277万円
全国統一の単価(2,277円/人)によるワクチン接種の費用 (国10分の10)
(オ)花き経営安定化対策事業〔新型コロナウイルス感染症対策〕(農政課)【新規】346万7,000円
単一品目での経営が主であったキクについて、需要拡大に対応できる新品種を導入することでリスク分散を進め、経営安定化を図る事業。新品種の導入に係る許諾料や種苗費等を補助する。
(県3分の1、市3分の1(コロナ交付金充当)、事業者3分の1)
※その他の内容は、別紙「令和2年度一般会計補正予算(第9号)等の概要」参照
予算外議案の主な内容
議案第28号 工事請負契約の締結について(令和2年度情報NW(上浦・直川エリア)光化整備工事)(情報推進課)
(1)契約の内容
ア.工期 令和3年3月31日まで
イ.契約の相手方 日本コムシス株式会社 九州支店
ウ.契約金額 8億8,525万8,132円
(2)工事の概要
(3)整備エリア
ア.供用範囲 上浦・直川地域
イ.加入予定者 1,752件
ウ.連絡線工事範囲
佐伯光ケーブル放送センター~上浦光ケーブルサブセンターの一部
佐伯光ケーブル放送センター~宇目光ケーブルサブセンターの一部
(4)工事費の財源内訳
8億8,525万8,132円(国庫補助金:1億37万円、過疎対策事業債:7億8,480万円、 一般財源:88,132円)
(5)供用(放送)開始予定日
議案第29号 工事請負契約の締結について(令和2年度佐伯市屋形島・深島ブロードバンド整備工事)(情報推進課)
(1)契約の内容
ア.工期 令和3年3月31日まで
イ.契約の相手方
佐伯市屋形島・深島ブロードバンド整備工事共同企業体
代表構成員 西日本電信電話株式会社 大分支店
ウ.契約金額 7億6,780万円
(2)工事の概要
調査・設計、センター設備、伝送路設備、遠隔診療システム等の整備
(3)整備エリア
ア.供用範囲 屋形島・深島地域
イ.世帯数 屋形島8世帯、深島16世帯
ウ.伝送路工事範囲
蒲江光ケーブルサブセンター~屋形島、
蒲江光ケーブルサブセンター~波当津浦~深島
(4)工事費の財源内訳
7億6,780万円(国庫補助金:3億6, 065万4,000円、過疎対策事業債:4億710万円、 一般財源:46,000円)
(5)供用開始予定日
議案第39号 財産の売却について(西浜工場用地)(商工振興課)
地域雇用の確保と地域経済の活性化を図るため、誘致企業の木質チップ工場新設用地として、本市が保有する土地を売却しようとするもの。
(1)売却する土地
ア.所在 佐伯市西浜10897番72
イ.地積 6,006.14平方メートル
(2)売却の相手方
(3)売却予定価格
議案第46号 ともに生きる佐伯市手話言語条例の制定について(障がい福祉課)
本市における手話への理解の促進、手話の普及及び手話による円滑な意思疎通の支援に関する基本理念、市の責務、市民及び事業者の役割並びに総合的かつ計画的な施策の推進に関し、新たに条例を制定する。
施行期日は、公布の日とする。
大分・宮崎県境5市政策協議会の設立について
臼杵市、津久見市、佐伯市、延岡市及び日向市の各市が連携し、地方創生の推進、住民福祉の向上その他の課題を解決するための政策について協議すること等を目的として、「大分・宮崎県境5市政策協議会」を設立する。その設立総会を本市で開催する。
設立総会
ア.と き 2月22日(月曜日)10時~
イ.ところ 佐伯市役所 5階 庁議室
ウ.テーマ
サイクルツーリズムの広域連携(佐伯市の取組事例の紹介)、JRの利用促進(各市の利用促進案の発表、意見交換)
協議会の組織及び運営
ア.構成市 臼杵市、津久見市、佐伯市、延岡市、日向市
イ.協議会 各市の市長による会議
ウ.幹事会 各市の企画担当課長による会議
エ.会長 任期は1年とし、各市持ち回りで運営する(R2 会長:佐伯市、副会長:延岡市 ※いずれも総会において決定)。
オ.総 会 基本的に年1回開催する。事前に幹事会を開催する。
協議会の取組内容(協議テーマ)
幹事会において会長市が政策(協議テーマ)を提案し、協議により決定する。協議会においては、政策(協議テーマ)について市長が意見交換を行う。
これまでの経過
平成31 年3月
5市の首長が集まり、連携を目指した協議会を設立することで合意
令和元年度
企画担当課長による協議、意見交換を実施。協議会規約及び運営方法案を提示し、了承された。
令和2年度
幹事会を開催し、政策(協議テーマ)案を決定。設立総会を開催予定(2月22 日)
津波避難場所「長島防災高台」の完成について
平成28年度から整備を進めてきた津波避難場所「長島防災高台」が3月に完成を迎える。その完成を地元住民に周知するため、完成見学会を開催する。
防災高台は、津波発生時において、津波到達までに津波避難ビル等に避難できない地域住民が非難することができる緊急避難場所として整備したもの。
施設の概要
ア 名称 長島防災高台
イ 所在地 佐伯市長島町4丁目6638番1
ウ 構造 盛土形式( 海抜9.0メートル)
エ 収容人数 2,660人
オ 避難スペース 2,660平方メートル
完成見学会
ア とき 3月28日(日曜日)10時~
イ 対象地区 中川区、塩屋区、中の島区、長島区、新女島区
ウ 内容 完成式典、住民への施設設備の説明
佐伯駅バリアフリー化工事完成に伴う完成記念式典の実施について
市民の念願であった、本市の玄関口でもある佐伯駅のバリアフリー化が完成を迎える。小さな子ども連れの御家族や御高齢の方、体にハンデのある方の利用はもちろんのこと、救急患者の搬送においても安全・安心にエレベーターなどの利用ができ大幅に利便性が向上する。
この度、同駅のバリアフリー化工事が完成の運びとなったことから記念式典を実施する。
とき
3月19日(金曜日)午前11時~
ところ
佐伯駅改札内
バリアフリー化の内容
エレベーター新設(2基、定員11人)
多機能トイレ新設(駅改札内)
内方線新設
点字運賃表新設
こ線橋手すり新設
触知案内図新設
列車接近表示機新設
ほか
事業費
2億3,956万8,000円 (佐伯市補助金 3,992万6,000円:工事費・設計費)
※ 負担内訳 九州旅客鉄道株式会社 3分の1、国 3分の1、県・市 各6分の1
バリアフリー化完成までの経過
平成29年8月
同月
九州旅客鉄道(株)本社・大分支社、国土交通省九州運輸局へ要望書を提出
10月
11月
「佐伯駅のバリアフリー化を求める署名」48,693人分をJR九州に提出
平成30年4月
大分県市長会から大分県に「駅のバリアフリー化に伴う県補助金の要件緩和について」要望書を提出
令和 元年7月
バリアフリー化工事決定について九州旅客鉄道株式会社より佐伯市へ連絡
令和 2年9月
佐伯市文化芸術振興計画策定発表・記念講演会の開催について
文化振興を計画的に進めていくため、本市では初めてとなる「佐伯市文化芸術振興計画」を策定する。この計画の策定に当たり、市民が文化芸術に関心と親しみを持ち、文化芸術を通じたまちづくりの機運の高揚を目的として、佐伯市文化芸術振興計画策定発表・記念講演会を開催する。
佐伯市文化芸術振興計画について
まちづくりにおける文化芸術の役割を再確認するとともに、市民、各種文化芸術団体、行政等の役割分担を明確にし、新たな文化創造と文化芸術を生かしたまちづくり・ひとづくりにつなげることを目的とする。
対象とする文化芸術の範囲、計画期間、基本理念、それに基づく基本目標、施策等を定める。
計画策定発表・記念講演会
ア.とき 3月7日(日曜日)19時~20時30分
イ.ところ さいき城山桜ホール 大ホール
ウ.計画策定発表
1年間を通じた策定委員会や高校生ワーキング会議等の様子、計画の主な内容を発表する。
エ.記念講演会
(ア)講師 平田 大一 氏(佐伯市文化芸術振興計画策定委員会アドバイザー)
(イ)演題 文化で拓け!佐伯の人と地域と未来の話