男女共同参画週間について
男女共同参画推進本部(内閣府男女共同参画局)は、「男女共同参画社会基本法」の公布・施行日である平成11年6月23日を踏まえ、毎年6月23日から29日までの1週間を「男女共同参画週間」として、様々な取組を通じ、男女共同参画社会基本法の目的や基本理念について理解を深めることを目指しています。
詳しくは、男女共同参画週間(内閣府男女共同参画局)のホームページ(外部リンク)をご覧ください。
いっしょに男女共同参画について考えてみましょう
佐伯市では性別にかかわりなく、自分らしく生きていくことができる社会を目指しています。あなたも私も「もっと楽しく、もっと自分らしく」生きるために。この機会に、いっしょに男女共同参画について考えてみましょう!
こんな経験ありませんか?
日常生活の中で、「男だから…、女だから…」と当たり前に思われていることに疑問を感じたことはありませんか?
その疑問やモヤモヤを感じた時こそ、男女共同参画を考えるチャンスなんです。
「男女共同参画キーワード」から考える
男女共同参画を考えるうえで、とても重要なキーワードを2つ、ご紹介します。
アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)
「無意識の思い込み」「無意識の偏見」「無意識のバイアス」などと表現されることもあります。
アンコンシャスバイアスは日常や職場のあらゆる場面にあふれています。例えば、
○血液型をきいて、相手の性格を想像することがある
○”親が単身赴任中です”と聞くと、まずは「父親」を思い浮かべる
○「性別」で任せる仕事や、役割を決めていることがある など
この思い込み自体が問題というわけではありません。過去の経験や見聞きしたことに影響を受けて、自然と培われたもので、誰にでもあるものです。この「無意識の思い込み」が自分にもあるんだと気づくことが大切です。気づかずにいると、そこから生まれた言動が知らず知らずのうちに、相手を傷つけたり、選択肢や可能性を狭めてしまうかもしれませんね。
固定的な性別役割分担意識
「男は仕事、女は家庭」などのように性別を理由として役割を固定的に分ける考え方のことです。他にも、
○重要事項の決定は男性がすべき(会長は男性、副会長や補佐役は女性など)
○育児、家事、介護は女性の役割
○女性は管理職に向いていない など
女性の社会進出が進み、一見解消されたように感じるかもしれませんが、依然として根強く残っているものもあります。家事や育児の適性、仕事に対する責任感などは、性別にはとらわれる必要はありませんね。性別にかかわりなく、様々な可能性や選択肢が広がるといいですね。
「佐伯市男女共同参画計画」から考える
佐伯市では、男女共同参画に関する具体的な目標や取組を示した計画を作成しています。
詳しくは、男女共同参画計画のページをご覧ください。
「本」から考える
気軽に本を通して男女共同参画を考えてみるのもおすすめです。楽しい本もたくさんあります。市役所本庁舎1階に書籍コーナーを設置していますので、ぜひご利用ください。(※貸出可能)
【おすすめの本】
●「お笑いジェンダー論」 著者:瀬地山 角
女と男の「社会的性差」をめぐるお話の数々。笑って笑ってその先は、しっかり考えよう。
●「炎上CMでよみとくジェンダー論」 著者:瀬地山 角
東大で大人気!名物講義の番外編。炎上する広告は4つのモデルに分けられる!
●「あなたのその会社、その働き方は幸せですか?」 著者:出口治明・上野千鶴子
不安な時代に必要な知恵、仕事の武器をどう身につけるのか。働く人が自由になる社会を考える。
上記の本も書籍コーナーに設置しています。
ご不明な点等ございましたら、下記までお問い合わせください。