豊かな心の育成
施策の目的
(1)道徳教育の充実
(1) 学校の教育活動全体を通じた道徳性の育成
(2) 道徳の時間で考え、議論する授業の実践
(2)豊かな体験活動の推進
(1) 福祉体験活動や自然体験活動の実施
(3)読書活動の推進
(1) 全校一斉読書・読み聞かせの実施、佐伯市「読書の日」の設定
(4)勤労観・職業観の育成
(1) 児童生徒の発達段階に応じたキャリア教育の推進
令和3年度の主な取り組みと成果
(1)道徳教育の充実
(1)学校の教育活動全体を通じた道徳性の育成
・全ての学校の教育課程に道徳教育の全体計画と年間指導計画を位置付け、道徳教育推進教師を中心に学校の
教育活動全体を通じた指導を徹底した。
(2)道徳の時間で考え、議論する授業の実践
・各学校で道徳科の授業研究等を実施。道徳科に係る指導主事の要請はなし。
・「道徳教育実践力向上協議会」「道徳教育推進教師協議会」→令和3年度は実施なし
・「特別の教科 道徳」の指導方法について、学校間や教員間に差が見られることが課題。
道徳科研修資料「考え、議論する」道徳科授業へ(大分県教育委員会作成)を配布。
・年間35単位時間(小1は34時間)の量的確保ができた。年間標準時数に対する実施率の市平均 100%
・道徳の時間に外部人材を活用した学校(31校中18校)58%
(2)豊かな体験活動の推進
(1)福祉体験活動や自然体験活動の実施
・全小中学校の校務分掌に位置付いている「地域協育推進担当者」を中心に、地域協育コーディネーターと
連携し、地域や児童生徒の実態に応じて、地域の「ひと・もの・こと」を生かした体験活動が行われた。
・市内の学校で行われた体験活動の例
伝統芸能(杖踊り、神楽等)の体験【4校】
栽培採集体験(米作り、いも作り、お茶、ひじき等)【14校】、
自然体験(番匠川、海、山、農業、水産業)活動【12校】
防災体験活動(マップ作成、地震体験車等)【5校】
(3)読書活動の推進
(1)全校一斉読書・読み聞かせの実施・佐伯市「読書の日」の設定
・学校図書館司書補(9名)の配置と、司書補間のサポート体制の充実により、全小中学校で学校図書館の
環境整備、図書台帳のデータベース化が進んだ。(31校中31校終了:完了率100%)
全学年での一斉読書の実施状況・・・小:(R3)95% 中:(R3)92%
1ヶ月に3冊以上本を読む児童生徒の割合…小:(R2)75%→(R3)65% 中:(R2)34%→(R3)39%
・こぐま号の活用(月2回各小学校を訪問。新型コロナウイルス感染拡大防止のため年度途中に中断)
・学校図書館を活用した授業の実施状況
小学校 国語:100%、社会:74%、理科:53%、生活科:68%、総合的な学習の時間:79%
中学校 国語:100%、社会:16%、特別活動:11%、総合的な学習の時間:37%
・iPadを使った学校図書館オンライン蔵書検索システム(OPAC)導入…小学校11校 中学校8校
(4)勤労観・職業観の育成
(1)児童生徒の発達段階に応じたキャリア教育の推進
・職場体験学習 … 新型コロナウイルス感染症対策のため、令和3年度は実施なし。
・「未来をえがくキャリア・ノート」
児童生徒に自己の将来の夢や希望、職業観・勤労観の変容及び成長を保護者とも共有しながら振り返らせ、
キャリア形成を促していくことを目的とする。全小・中学校児童生徒に配布。
・「OITA仕事発見・夢発見事業」の委託を受けて中高生(本匠中学校・佐伯豊南高校)が企業を取材して動
画を作成し、DVDが県内全中学校・高校に配布された。
目標指標の達成状況
指 標 名 | 基準値 | | R3年度 | R3年度 | 達成率 |
年度 | 実績値 | 目標値 |
a | b | a/b |
道徳の時間に外部人材を活用した学校の割合 | 51% | H27 | 58% | 60% | 96.0% |
体験活動を年間35単位時間以上実施した学校の割合 | 62% | H27 | 67% | 70% | 95.7% |
1か月に3冊以上本を読む児童生徒の割合 | 小 | 71.8% | H27 | 65% | 75% | 86.6% |
中 | 35.7% | 39% | 40% | 97.5% |
「将来に夢や目標がある」と回答する生徒の割合 | 75.6% | H27 | 66% | 80% | 82.5% |