健やかな体力の育成
1 施策の目的
(1)健康教育の推進
① 基本的な生活習慣の定着
② 薬物乱用防止教育や性教育の充実
(2)望ましい食習慣の形成を図る食育の推進
① 栄養教諭等の専門性を活かした望ましい食習慣の形成
② 食のまちづくりを目指した「弁当の日」等の取組
(3)学校体育の充実
① 体力向上を図る「一校一実践」の取組
② 運動好きな子を育てる体育科授業の実践
(4)中学校運動部活動の活性化
① 部活動に係る環境整備
2 令和2年度の主な取組と成果
(1)健康教育の推進
①基本的生活習慣の定着
○学校とPTAが連携し、学校ごとに「早寝・早起き・朝ご飯」等の取組を実施。
○フッ化物洗口(※1)実施校 ・・・ 幼・小・中学校 11園31校全校実施。
実施率(市:100%)
実施児童生徒割合(市:小学校93.6%、中学校84.4%)
※令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で県は未調査
・12歳児平均むし歯本数は、0.93本(令和元年度:県内2位)に減少。(令和2年度未発表)
②薬物乱用防止教育や性教育の充実
○薬物乱用に関する学習の実施状況・・・中学校 100%実施
○薬物乱用防止教室の実施状況 ・・・小学校 7/19校、中学校 11/12校
○発達段階に応じた性教育講演会の実施 ・・・ 中学校 7/12校
(2)望ましい食習慣の形成を図る食育の推進
①栄養教諭等の専門性を活かした望ましい食習慣の形成
○「栄養教諭を活用した食育推進事業」により栄養教諭の派遣
・配置3人(佐伯小・蒲江翔南小・直川小):派遣回数 延べ94回(授業や給食指導、PTAでの講話等)
②食のまちづくりを目指した「弁当の日」等の取組
○「佐伯市食のまちづくり条例」に基づいた食育の推進
・「食に関する指導」の全体計画の作成(小中学校 100%)
(3)学校体育の充実
①体力向上を図る「一校一実践」(※2)の取組 ②運動好きな子を育てる体育科授業の実践
○「体力向上プラン」・・・全小中学校が作成。実情に応じた「一校一実践」の取組
○体育専科教員の配置(2人配置(鶴岡小・佐伯小))・・・121回の学校派遣
○中学校体力向上推進校(東雲中)・・・体育推進教員を位置付け、運動の日常化の取組
○児童生徒の体力・運動能力等調査結果 (新型コロナウイルス感染拡大防止により未調査)
・全国平均以上の割合
・運動への愛好度・・・小学生(男子68.78% 女子54.8%)、中学生(男子64.9%、女子45.6%)
(4)中学校運動部活動の活性化
①部活動に係る環境整備
○複数校合同チームの編成〔3チーム〕:野球(4校2チーム)・ソフトボール(2校1チーム)
○部活動休養日確保:原則平日1日と土日に1日を休養日の実施率100%
○部活動指導員の導入:6名(鶴谷、佐伯城南、佐伯南、彦陽・昭和、宇目緑豊、蒲江翔南)
3 目標指標の達成状況
指 標 名 | 基準値 | | R2年度 | R3年度 | 達成率 |
年度 | 実績値 | 目標値 |
a | b | a/b |
薬物乱用防止教室を実施している小学校の割合 | 35% | H27 | 37% | 50% | 74.0% |
「弁当の日」を実施している学校の割合 | 49% | H27 | 57% | 55% | 103.6% |
全国体力・運動能力、運動習慣等調査における全国・県平均以上の項目の割合 | 59% | H27 | 実施なし | 65% | 89.0% |
「体育の授業が楽しい」と回答する児童生徒の割合 | 64% | H27 | 59% | 65% | 91.0% |