8月6日(日曜日)、さいき城山桜ホールキッチンコートで巣立つ君たちへの自炊塾を開催し、高校3年生を中心に11名が参加しました。
「巣立つ君たちへの自炊塾」とは
この事業は巣立ちを控えた高校3年生を対象に、食の大切さや調理の基本を学び、自炊力を身につけて健康的な暮らしに繋げることを目的として13年前にスタートしたものです。また、日々支えてくれる家族への感謝を忘れず、いつか故郷である佐伯へ帰ってきてほしいという願いも込めています。
「はなちゃんのみそ汁」著者である安武信吾さんの初監督ドキュメンタリー作品「弁当の日~『めんどくさい』は幸せへの近道」においても取り上げられた佐伯市の食育を代表する取組です。
今年度は、食育サポートおおいたに委託して実施し、代表の柴田真佑さんから自炊の大切さを伝えていただきました。
講師にはフランス料理ムッシュカワノオーナーシェフの河野 辰也 氏を迎え、包丁の持ち方、ご飯の炊き方、味噌汁の出汁の取り方など料理の基本から指導していただきました。
メニューは、佐伯産いりこでダシを取った味噌汁、土鍋で炊いたご飯、だし巻き卵、ブリの照り焼き、きゅうりの酢の物。
参加者のほとんどが普段は料理をしないということでしたが、みんなで協力し、スムーズに片付けまで行っていました。
「普段は料理をしないけど、こうやってみんなで作って食べると美味しかった」
「今日学んだことを、一人暮らしするときにいかしていきたい」
自分で料理を作った今回の経験が自信になったようです。
参加してくれた皆さんには、いりこをはじめとした佐伯産の品々をお土産に持ち帰っていただき、「是非、今日学んだことをいかしてまた作ってみて」と締めくくりました。