「地元学の会」による佐伯市民大学令和四教堂後期第4回講座について
9月17日に後期第4回講座を開催しました。
去る9月17日にさいき城山桜ホール小ホールにて、佐伯市民大学(後期)令和四教堂第4回講座が開催されました。講師は東洋文化研究者のアレックス・カー氏です。
アレックス氏は、若かりし頃徳島県の祖谷の古民家を再生して、篪庵(ちいおり)と名付けて住み着き、その後、落合集落の江戸時代に建てられた空き家古民家を次々と再生し、素晴らしい宿泊施設に作り替えました。その後全国各地で40軒以上の古民家再生に携わり、観光による地域活性化に貢献されています。
当日は59名の受講生がホールを埋め尽くし、そのうち20名は初めて受講した方々でした。多くの事例の写真をスライドで見ながらの講義は聴衆を引き付け、最後は6名の質問に丁寧に答えていただき、2時間半が終わりました。
アンケートに回答された50名のうち、20代から50代の方々は27名とほぼ半数を占め、講座の理解度もおおむね理解できた人を含めて92%、やや満足を含めて満足度は96%と非常に高い評価を得ました。質疑応答で若手の方々が沢山手を挙げ、古民家再生とまちづくりやビジネスなど、経験に基づく実務的な相談などされていて、若い人の活力に感銘を受けたという意見もありました。
後期第5回講座のお知らせ
後期の第5回講座は10月15日(日曜日)午後3時から5時まで(受付は午後2時半から)東地区公民館にて実施します。講師は熊本県川尻に拠点を置く一級建築士で、古民家再生の「匠」古川保先生です。タイトルは「木材を使うだけでは日本の山は守れない」です。初めての方も参加可能です、事前にチラシの二次元コードでお申込みいただくか、当日午後2時30分に来場し、申込用紙に記入してください。
申し込み方法
運営団体「地元学の会」に直接お申込みください。
Google申込フォーム
(外部リンク) または、
メール本文に「市民大学講座 第〇回受講希望」と本文に記入しsaiki.jimotogaku【アット】gmail.com へメールをお送りください。
(【アット】を@にしてください)
※「地元学の会」とは・・・
「ないものねだりをやめて、あるものを探し、地域の持っている力、人の持っている力を引き出し、
あるものを新しく組み合わせ、ものづくり、生活づくり、地域づくりに役立てていく」という
熊本県水俣市で生まれた思想を軸に市民大学講座を運営する団体です。
問い合わせ
佐伯市戸穴1304-1 地元学の会 事務局
電話 0972-48-9293
メール saiki.jimotogaku【アット】gmail.com
(佐伯市総合政策部 政策企画課)