佐伯市長の田中利明です。
コロナウイルス　感染拡大防止に対し、市民の皆様方の緊張感ある対応と　実践に厚くお礼を申し上げます。
さて、佐伯市のコロナ対策では、「いのちを守る」「くらしを守る」「しごとを守る」この3本柱で取り組んでいます。
まず「いのちを守る」取組みでは、消毒薬の生成装置を15台設置し、和楽や振興局などで無料配布しています。
また、医療機関や高齢者、児童施設等へマスクの配布や非接触式体温計、アルコール消毒薬等の購入も進めています。
また「くらしを守る」取組みでは、日々の暮らしを支援する取組として、10万円の特別定額給付金の支給を進めております。一日に最大60人の職員で特別支援体制を整え、すでに5月11日から給付が行われています、
今後も配布漏れが無いように、全力で取り組んでまいります。この他にも、税金や保険料、水道料金などの納付相談や家賃支援、生活資金の相談等も行ってまいります。
最後に「しごとを守る」取組みでは、倒産や廃業を防ぐための取組みとして、中小企業や個人事業者の、店舗、事務所など家賃の8割、3カ月分の補助や衛生管理に対する支援も行います。
さらに「佐伯エール飯」のPR活動に加え、プレミアム付きお食事券「さいきエールクーポン」の発行やドライブスルーの「さいきグルメスタンド」など「食のまち佐伯」を活用した事業を計画しております。
さらに、出荷量が落ち込んでいるヒラメや菊生産者を支えるため、販売促進事業や経営に対する資金的援助を行います。
市民の皆様、今回の感染拡大は国難と言われていますが、私をはじめ、1424人の市職員は、今回の危機に対し、危機は人を成長させ、危機は人を本物にする、だから、危機を避けず、むしろ、危機に立ち向う強い心で闘ってまいります。この試練と危機を市民一体となって乗り越えてまいりましょう。
皆さん一緒にがんばりましょう。

令和2年5月15日

佐伯市長