佐伯市長の田中利明です。
5月14日に発表された政府の緊急事態宣言の解除を受け、佐伯市でも5月18日から公共施設を再開しました。また、25日からは小中学校を一斉登校といたします。
しかし、新型コロナウイルスとの闘いは、ワクチンや治療薬が開発されるまでは、長期戦を覚悟する必要があります。
そのためにも、これからは「新しい生活様式」に市民の皆様と共に取り組んで行きたいと考えています。
まずは、基本的な感染対策として、手洗い、マスクの着用、3密を避ける行動、人と人との間隔の確保は、これまで通り徹底してください。これに加え買い物は少人数とし、食事は横並びで、スポーツ・娯楽等も少人数、働き方ではローテーション勤務を取り入れていただくなど、「新しい生活様式」の実践をお願いいたします。
佐伯市では、市民の皆様の「くらしを守る」ための一人10万円の特別定額給付金も、既に8割の方から申請をいただき43億円余りをお配りしております。子育て世代への一人1万円の特別給付金も、5月末の発送に向けて準備を進めています。また、国民年金や介護保険料の減免制度も整えました。
「しごとを守る」取組みとしては、市内の飲食店などを応援する、「佐伯エールクーポン」と「さいきグルメスタンド」の取組も始まります。
5千円で1万円分の食事が出来る「エールクーポン」の発売は5月25日から、ドライブスルーで色々なお店の食事を楽しめる「グルメスタンド」は6月2日からスタートします。是非利用ください。
このほかにも、中小事業者向けに、家賃の8割を補助したり、(借入金の)利子をゼロにするなどの支援も行っています。
「いのちを守る」取組みでは、地元の酒造会社にお願いしていた、消毒用エタノールの製造販売が5月21日から始まっています。是非利用ください。
今後も不自由な生活が続きますが、佐伯市内で感染者を出さないためには、市民一人一人の心掛けが大切ですので、引き続き皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
皆さん一緒に頑張ってまいりましょう。
令和2年5月22日
佐伯市長