とき 令和3年8月24日(火曜日)13時30分 ~
ところ 佐伯市役所 5階 庁議室
内容
- 令和3年第6回佐伯市議会定例会提出議案について
- 佐伯市公共交通の再編について
- 佐伯市消防署東部分署の完成について
- 明治安田生命保険相互会社との包括連携協定の締結及び寄附金の受納について
- 佐伯市都市計画マスタープランの改訂・佐伯市立地適正化計画の策定の事業着手について
- 若手・中堅職員政策提案プロジェクトチームの成果発表について
- 佐伯市まち・ひと・文化トークショーについて
- 高速道路を活用した観光連携プロジェクトの実施について
- さいきサイクルスタンプラリー2021について
1 令和3年第6回佐伯市議会定例会提出議案について
1.会期
9月1日(水曜日)から9月22日(水曜日)まで
2.議案等の件数
予算議案9件、予算外議案14件、諮問3件、報告事項4件
3.主な予算議案の概要
(1)令和3年度一般会計補正予算(第5号)の規模
補正額:4億1,928万7,000円
3年度予算総額:438億3,636万5,000円
※ 前年度9月補正後総額:529億1,941万7,000円
※ 前年度比:90億8,305万2,000円減
(2)主な事業【歳出】
ア.地域コミュニティ推進事業(コミュニティ創生課)675万6,000円
人口減少や高齢化等により生じた様々な地域課題解決のため、新たな地域コミュニティ組織づくりを推進する事業。本年度は、意識醸成を図るための市民向け研修や職員向け研修の開催、地区住民による先進地視察等を行う。
ア.市長等給与管理事業(総務課)△ 845万3,000円
佐伯市長選挙を巡る公職選挙法違反における道義的責任を考慮し、市長給料を減額する。あわせて、副市長の退職手当等も減額する。
イ.佐伯産品オンライン販促拡大事業<新型コロナウイルス感染症対策>(ブランド推進課) 700万円 【新規】
新型コロナウイルス感染症長期化の影響により佐伯産品の売上げが減少している中、市内事業者の売上げ確保及び販路の拡大に加え、更なる佐伯産品の知名度向上を図るため、県の公式オンラインショップで佐伯市産品を30%割引するキャンペーンを実施する。(コロナ交付金充当)
ウ.ウィズコロナにおける誘客事業<新型コロナウイルス感染症対策>(観光課)4,620万4,000円
コロナ禍における観光客誘致を図るため、市内宿泊者向け商品券及び別府市への宿泊者を佐伯市へ誘客するための食事券を発行する。(コロナ交付金充当)
※ 食事券の発行は、昨年10月に締結した「佐伯市と別府市の地域連携交流に係る覚書」に基づき、別府市の宿泊施設と連携して実施する。
エ.高潮ハザードマップ作成事業(防災危機管理課)751万1,000円【新規】
本年6月に大分県が公表した高潮浸水想定区域図をもとに、災害時の対応や避難場所等の情報を記載した「高潮ハザードマップ」を作成する。(県1/2)
4.主な予算外議案の概要
議案第99号 佐伯市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について〔総務課〕
市長選挙を巡る公職選挙法違反事件における道義的責任を考慮し、令和3年10月から12月までの間の市長の給料の月額を30%減額する。
施行期日は、公布の日からとする。
〈市長の給料減額の内容〉 現行(月額) | 30%減額後(月額) | 減額総額 |
---|
880,000円 | 616,000円 | △264,000円×3月= △792,000円 |
議案第101号 特別職の職員の退職手当の額の減額について(菅隆久前副市長)〔総務課〕
令和3年4月30日をもって退職した菅隆久前副市長に支給する退職手当の額を500万円減額する。
〈減額の内容〉 項目
| 金額 | 計算方法 |
---|
①退職手当の額(減額前) | 7,160,000円 | =給料月額716,000円×在職月数25月×40/100 |
②減額する額 | 5,000,000円 | ≒①×70% |
③退職手当の額(支給額) | 2,160,000円 | =①-② |
【減額の理由】
菅隆久前副市長は、副市長としての在職期間中に、令和3年4月11日執行の佐伯市長選挙において公職選挙法違反となる運動を行い、それにより罰金50万円の略式命令を受けた。このことは、副市長という職責に鑑み、公職上の信用を大きく失うものであるため。
議案第102号 特別職の職員の退職手当の額の減額について(阿部邦和前副市長)〔総務課〕
令和3年5月9日の任期満了をもって退職した阿部邦和前副市長に支給する退職手当を300万円減額する。
〈減額の内容〉 項目 | 金額 | 計算方法 |
---|
①退職手当の額(減額前) | 13,747,200円 | =給料月額716,000円×在職月数48月×40/100 |
②減額する額 | 3,000,000円 | =5,000,000円(菅前副市長の退職手当を減額する額)×60% |
③退職手当の額(支給額) | 10,747,200円 | =①-② |
【減額の理由】
阿部邦和前副市長は、副市長としての在職期間中に、令和3年4月11日執行の佐伯市長選挙において公職選挙法違反となる運動を行い、それにより罰金30万円の略式命令を受けた。このことは、副市長という職責に鑑み、公職上の信用を大きく失うものであるため。
議案第104号 佐伯市コミュニティセンター条例の制定について〔コミュニティ創生課〕
コミュニティセンターの設置及び管理に関し、新たに条例を制定する。
設置するコミュニティセンターについては、現行の佐伯市公民館条例により設置されている地区公民館を廃止し、その機能を移管する。今回は、新たな地域コミュニティ組織づくりを進めているモデル地域(青山地域、西上浦地域、宇目地域及び直川地域)の地区公民館を先行して令和4年4月からコミュニティセンターに移行する。
施行期日は、令和4年4月1日とする。
議案第106号 佐伯市水道事業給水条例等の一部改正について〔営業課〕
水道事業の経営の安定を図るため、水道料金の改定をする。あわせて、市有の各水道施設の料金をその改定後の金額に統一する。
施行期日は、令和4年4月1日とする。
<水道料金の改定の内容>
■13mm口径(1か月につき)※税抜き
・基本料金 570円→690円
・従量料金(1㎥につき) 1㎥から5㎥まで | 5㎥を超え10㎥まで | 10㎥を超え15㎥まで | 15㎥を超え30㎥まで | 30㎥を超える部分 |
---|
25円→30円 | 95円→100円 | 110円→120円 | 115円→130円 | 120円→140円 |
■20mm口径(1か月につき)※税抜き
・基本料金 900円→1,080円
・従量料金 13mm口径と同じ
■25mm口径(1か月につき)※税抜き
・基本料金1,300円→1,560円
・従量料金 13mm口径と同じ
■30mm口径(1か月につき)※税抜き
・基本料金 1,950円→2,340円
・従量料金(1㎥につき) 120円→140円
■40mm口径(1か月につき)※税抜き
・基本料金 2,900円→3,490円
・従量料金(1㎥につき) 120円→140円
■50mm口径(1か月につき)※税抜き
・基本料金 5,250円→6,310円
・従量料金(1㎥につき) 120円→140円
■75mm口径(1か月につき)※税抜き
・基本料金 12,700円→15,270円
・従量料金(1㎥につき) 120円→140円
■100mm口径(1か月につき)※税抜き
・基本料金 24,750円→29,750円
・従量料金(1㎥につき) 120円→140円
■150mm口径(1か月につき)※税抜き
・基本料金 64,500円→77,530円
・従量料金(1㎥につき) 120円→140円
■船舶給水(1か月につき)※税抜き
・従量料金(1㎥につき) 220円→250円
議案第111号 佐伯市公民館条例の一部改正について〔社会教育課〕
4地域(青山・西上浦・宇目・直川)の公民館を、現行の社会教育施設としての機能に加え、地域コミュニティの活動拠点施設としての機能を備えたコミュニティセンターとすることに伴い、当該4地域の公民館を廃止する。
施行期日は、令和4年4月1日とする。
2 佐伯市公共交通の再編について
人口減少や新型コロナウイルスの影響により、民間バス事業者の本市内路線の収益性が悪化し、路線の維持が困難となってきている。このため、事業者との協議により、市民にとって重要な交通手段である民間バス路線をコミュニティバス路線として引き継ぐこととした。
今回、引き継いだ路線と既存のコミュニティバス路線を併せて再編を行い、新たな運賃体系や運行方法により10月1日から運行を開始する。
(1)路線等の見直し
- 民間バス路線をコミュニティバス路線として、18路線(うち区域運行の4地域を含む)とする。
※従来の路線は、民間バス路線:6路線、コミュニティバス路線:30路線。 - デマンド運行地域を本匠及び宇目地域に、新たに弥生及び直川地域を含めた地域とする。
※デマンド運行 …利用者のニーズに応じて予約を受け、エリア内の停留所間の運行を行う。
(2)運賃
- 乗車運賃は、市内を9つのエリアに分けたエリア運賃制度とする。
- 乗車運賃は、各エリア内は1回200円とし、エリアをまたぐごとに100円加算する。各エリアから市街地までの運賃は、最大で400円とする。
- 障がい者、小学生の運賃は、2分の1とする。障がい児の運賃は、4分の1とする。
※現行の運賃は、1乗車100円。
(3)定期券及び回数券等
- 定期券は、一般定期と通学定期とし1か月、3か月、6か月の使用期間分を販売する。
- 回数券は、100円券11枚つづりを1,000円で、23枚つづりを2,000円で販売する。
- 1枚1,000円で1日乗り放題の1日乗車券を販売する。
(4)事業費見込額
〈費用〉 項目 | 再編前 | 再編後 |
---|
コミュニティバス委託費 | 100,000,000円 | 250,000,000円 |
大分バスへの補助金 | 30,000,000円 | - |
〈収入〉 項目 | 再編前 | 再編後 |
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国庫補助金 | 23,000,000円 | 19,000,000円 |
県補助金 | - | 30,000,000円 |
料金収入(運賃) | 5,000,000円 | 40,000,000円 |
〈差引市負担額〉
再編前 102,000,000円
再編後 161,000,000円
(5)その他
佐伯市公共交通マップ総合時刻表を全戸に配布する。
3 佐伯市消防署東部分署の完成について
令和2年9月から庁舎の建設工事を進めてきた佐伯市消防署東部分署が9月に完成する。新庁舎での業務は、10月1日から開始する。
新庁舎は、現庁舎の老朽化と現行の消防機能を十分に果たせる場所へ移転するとともに、鶴見、米水津地区の災害対策本部の機能も併せ持つ公共防災拠点施設となる。
(1)所在地
佐伯市鶴見大字地松浦1878番地1
(2)施設の概要
構造
鉄筋コンクリート造2階建
延床面積
618.78㎡
庁舎内施設
1階部分 車庫、事務室、通信指令室、食堂、休憩室、仮眠室
2階部分 研修室、トレーニング室
(3)事業費
4億4,876万円
(4)開署式
日時
10月6日(水曜日) 10時~
内容
10:00~10:30 安全祈願祭(庁舎前)
10:30~11:00 開署式(庁舎前)
終了後 庁舎見学
4 明治安田生命保険相互会社との包括連携協定の締結及び寄附金の受納について
地域社会の維持・発展に資するため、明治安田生命保険相互会社と包括連携協定を締結する。また、同社の「地元の元気プロジェクト」の一環として、本市に「私の地元応援募金」による寄附をいただく。
(1)包括連携協定について
協定は、人的・知的資源の活用と交流を図り、健康増進に資すること、産業・観光振興、教育文化・スポーツの向上などの地域活性化のために幅広い分野で連携し、地域社会の維持・発展に資することを目的とする。本市が生命保険会社と包括連携協定を締結するのは、明治安田生命が初となる。
(2)「私の地元応援募金」寄附について
寄附額
321,000円
充当事業
体育振興事業(「第6回SAIKIリレーマラソン2021」の運営事業費に充当)
その他
リレーマラソンを包括連携協定による連携イベントとし、明治安田生命に特別協賛をいただき、当日は、血管年齢測定やベジチェック(野菜摂取の充足度測定)を行うことができるブースの出展を予定。
(3)包括連携協定調印式及び「私の地元応援募金」目録贈呈式について
とき
8月30日(月曜日) 11時から
ところ
庁議室
5 佐伯市都市計画マスタープランの改訂・佐伯市立地適正化計画の策定の事業着手について
令和5年3月の佐伯市都市計画マスタープランの改訂及び佐伯市立地適正計画の新たな策定に向けて事業着手する。
佐伯市都市計画マスタープランは、将来を見据え、魅力ある住みよいまちづくり、持続可能な都市の形成を進めていくために改訂する。佐伯市立地適正化計画は、佐伯市都市計画マスタープランの高度化版であり、持続可能なまちづくりを進めるための戦略として新たに策定する。
(1)令和3年度の主な実施内容
- アンケート調査の実施 9月~10月(市民2500人に配布予定)
- 高校生意見調査の実施 11月頃(SNSやタブレット等を利用)
- 策定委員会の開催 随時(学識経験者、市民代表者等による意見集約)
(2)令和4年度の主な実施内容
- 市民意見交換会 R4年6月~9月(各地域の方針案作成後に実施し、素案に反映)
- 策定委員会の開催 随時(学識経験者、市民代表者等による意見集約)
- パブリックコメントの実施 R5年1月~2月
(3)目標年次
令和25年 (改訂および策定20年後)
6 若手・中堅職員政策提案プロジェクトチームの成果発表について
本年2月に発足した「若手・中堅職員政策提案プロジェクトチーム」について、その成果発表会を開催する。
(1)若手・中堅職員政策提案プロジェクトチームについて
人口減少及び少子高齢化の進行や、新型コロナウイルス感染症による影響など本市が直面する身近な地域課題を若手・中堅職員ならではの視点で解決するために、本年2月に「若手・中堅職員政策提案プロジェクトチーム」を設立した。
メンバーは、8部局から20代から40代までの有志職員16人が集まった。
現在、4つの班に分かれ、計5つのテーマについて調査・研究を行っている。
その成果を発表し、各提案の評価を行う。
(2)発表の日時及び場所等について
- 日時 9月28日(火曜日) 9時~11時
- 場所 本庁舎6階 大会議室
- 審査員 市長、副市長、教育長及び各部局長
(3)発表テーマについて
- 〔1班〕LINEを活用した行政サービスの向上
- 〔2班〕一歩踏み出し、小さなしごとを生み出すプロジェクト
- 〔3班〕KIISA(キーサ) PROJECT~高校生と大人が繋がる取組~
- 〔4班〕情報発信の強化を目指し、SNS課の創設!、佐伯市におけるマンガ・アニメ文化の普及
(4)発表内容の審査結果について
審査結果については、10月中旬までに担当部局に通知し、必要に応じ翌年度(令和4年度)の予算に反映させる。
(5)その他
- 4班の発表については、その内容に個人情報等が含まれていることから、1班から3班までの発表のみ公開とし、4班の発表については非公開とする。
- 傍聴は、定員10人とする。
7 佐伯市まち・ひと・文化トークショーについて
さいき城山桜ホール1周年記念で開催される「みんなの芸術祭(アートコザウルス)」の日、平田オリザさん、常盤貴子さんを招き、あらゆる人々が文化芸術を楽しみ、その暮らしにもたらす豊かさなど、共生社会をテーマにトークショーを開催する。
(1)とき
10月30日(土曜日)14時30分~16時
(2)ところ
さいき城山桜ホール 大ホール
(3)出席者
特別ゲスト
平田オリザ氏(劇作家、芸術文化観光専門職大学 学長)、常盤貴子氏(女優)
地域登壇者
山内勇人氏(在宅支援クリニックえがお 医師)、松本裕樹氏(アートコザウルス実行委員長)
コーディネーター
平田大一氏(佐伯市文化芸術振興計画策定アドバイザー、演出家)
(4)参加料
大人 1,000円
19歳以下 500円
(5)定員
400人程度
8 高速道路を活用した観光連携プロジェクトの実施について
佐伯市の認知度向上及び高速道路を活用して福岡県からの誘客を図ることを目的として、西日本高速道路株式会社九州支社と連携し、高速道路を活用した観光連携プロジェクト「おかえりなさいきキャンペーン ~食べること。体験すること。旅すること。佐伯女子旅。~」を実施する。
(1)旅っちゃ〔さいきランチチケット&さいき遊び缶バッチ〕
高速道路サービスエリアに、市内の飲食店で特別メニューが楽しめるランチチケットと、市内での体験・サービスをお得に受けられる缶バッチが入った「旅っちゃカプセル」の小型自動販売機を設置する。
期間
10月1日~12月24日 ※クーポン券の利用は令和4年2月末まで
設置場所
大分自動車道 山田サービスエリア下り線
旅っちゃカプセル内容
- さいきランチチケット
市内9店舗で、特別ランチを楽しめるチケット。1,500円メニューの赤チケット、又は1,000円メニューの青チケットが必ず当たる。 - さいき遊び缶バッチ
市内の施設で体験・サービスがお得に受けられる。レンタサイクルや陶芸体験など佐伯の旅が楽しめる。最大700円割引き、対象は7施設。 - 販売額
500円 - 販売数
1,000個
(2)大分県佐伯じまんカードラリー
ネクスコ西日本と西日本の各府県が実施する「お国じまんカードラリー」の番外編として本市独自のカードラリーを実施する。市内のごじまんスポットを回って、デジタルスタンプを集めて応募する。
期間
10月1日~12月24日
場所
ごじまんスポット(市内観光地)10か所 ※デジタルスタンプ設置場所
賞品
小型モバイルプロジェクター、寿司チケット、佐伯ごまだしセット
※抽選で31人
9 さいきサイクルスタンプラリー2021について
サイクルツーリズムの推進及びサイクリストを中心とした本市への誘客を図ることを目的として、市内の名所等を巡る期間型のサイクルスタンプラリーを開催する。サイクルスタンプラリーは、本市では初めての開催。
(1)期間
9月18日~11月30日
(2)概要
- スマートフォンを利用して、さいきサイクルスタンプラリーウェブサイトにアクセスして参加する。
- 市内に設定した18か所のチェックポイントを回り、チェックポイントに設置されているQRコードを読取りポイントを獲得する。
- 3ポイント獲得したら抽選に応募できる。
(3)チェックポイント
城下町観光交流館、大入島食彩館、銚子の滝、うめキャンプ村などの市内観光関連施設等 18か所
(4)賞品
佐伯市特産品(抽選で20人)