佐伯市平和祈念館やわらぎは、市民の皆様から寄贈・寄託いただいた資料の展示を通して、先の大戦の歴史を伝え・平和について考える場として、平成9年に佐伯海軍航空隊兵舎跡地に開館しました。 過去の歴史を見てみると佐伯と海軍の関わりは古く、瀬戸内海と太平洋を結ぶ豊後水道の喉元に位置する佐伯は、海軍航空隊の基地が置かれる以前の明治時代後半から毎年のように演習のため艦隊が集結していました。 昭和9年には、日本で8番目の海軍航空隊が佐伯に置かれ、「軍都」として街が発展する契機となりました。さらに、日中戦争や真珠湾攻撃では重要な役割を担っていましたが、終戦間近には航空隊基地の存在が攻撃の標的となり、度々空襲に見舞われることとなりました。 平和祈念館やわらぎでは、「なぜ、佐伯に航空隊ができたのか?」「日中戦争や真珠湾攻撃とはどのような関わりがあったのか?」「当時の人々の暮らしや子どもたちにとって戦争とはどのようなものだったのか?」「建物の外周に植えられた桜の木やねむの木に込められた想いとは」といった視点を交えた展示・解説を行っています。 出征したまま故郷の地を踏むことのなかった兵士の遺品や写真・記録、統制下の人々の暮らしに関わる資料、そして体験者の証言映像などの展示を通して、過去を振り返り平和な未来を築くため今何が大切なのかを考える場所としてご利用ください。
お知らせご来館の皆様へのお知らせ 令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症の 感染症法上の位置付けが5類感染症に変更されました。
変更に伴い、これまで実施していた感染対策を緩和いたします。 ご理解のほどよろしくお願いいたします。
展示案内【常設展示室】 平和祈念館やわらぎの展示室をご紹介します。 【資料紹介】故郷に戻った日章旗 現在、常設展示室で展示中の日章旗にまつわるエピソードを紹介しています。
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