本日、大分県内で2名の患者が発生し、うち1名で佐伯市民の初となる新型コロナウイルスの感染が確認されました。この方は、現在、県内の医療機関で入院調整中であります。まずは、一日も早い回復をお祈りいたします。
県の発表によりますと今回感染が確認された方は、市内在住の、70代女性で職業は無職であります。7月27日に発熱の症状があり、その後も発熱などの症状が続き、7月30日に南部保健所に相談し県衛生環境研究センターでPCR検査を行い陽性が確認されました。
現在、大分県南部保健所により濃厚接触者や感染ルートの調査も行われておりますので、市民の皆様におかれましては、冷静な対応をお願いいたします。
市民の皆様には、こまめな手洗いや咳エチケットに加え、感染予防のための新しい生活様式の実践を今一度徹底していただきますよう御理解と御協力をお願いいたします。
最後にもうひとつお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が全国に広がるなか、多くの方々がいわれのない誹謗中傷や風評被害で苦しんでいます。
新型コロナウイルス感染症は、誰でもどこでも感染する可能性があり、感染者に責任はありません。誹謗中傷や軽はずみな行動、発言は慎んでいただき、優しく見守っていただきますようお願い申し上げます。
令和2年7月31日
佐伯市長