8月の公務日誌
冨髙市長の主な公務日誌
8月5日(火曜日) 令和7年度「国・県・市合同勉強会(社会基盤・防災関連)」
佐伯地区公民館にて開催された、令和7年度「国・県・市合同勉強会(社会基盤・防災関連)」に出席いたしました。この勉強会は、国・県・市の関係職員が情報を共有し、一体となって課題解決にあたることを目的としています。私からの挨拶に続き、国土交通省佐伯河川国道事務所の峰所長、大分県佐伯土木事務所の藤内所長からもご挨拶をいただきました。今回の勉強会では、佐伯市にとって特に大切な「南海トラフ巨大地震への備え」と「頻繁に起きる風水害への備え」をテーマに、活発な意見交換を行いました。
今回の議論は、市政の重点施策である「命を守る防災」を具体的に進めていく上で非常に重要です。国、県、市の関係者が「誰もがつながる」ことで、より強固な防災体制を築き、市民の皆さんの安全・安心な暮らしを守るため、今後も連携を密にしていきます。
なお、次回のテーマは「中心市街地の活性化」が予定されており、佐伯駅前〜港エリアの賑わい創出について話し合う予定です。
8月3日(日曜日) 佐伯中央病院創立50周年記念祝賀会
「佐伯中央病院創立50周年記念祝賀会」に出席いたしました。佐伯中央病院様が創立された昭和50年は、高度経済成長期のまっただ中。地方では医療資源の不足が課題となる中、地域の医療を支え続けてこられた50年の歩みに、心から敬意を表します。開業当初は木造の借家で9床からスタートされたと伺いました。今では24時間体制で二次救急医療を提供する県認定病院となり、急性期から慢性期まで幅広く対応できる体制を整えられています。さらに、近年では脳神経外科などの診療科目拡大やAIによる問診導入といった新しい挑戦にも積極的に取り組んでおられ、最先端技術を駆使した質の高い医療提供だけでなく、患者さん一人ひとりへの丁寧なケアにもつながっています。これからも50年培われた豊富な経験と実績のもと、質の高い医療や介護サービスの提供に、より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
8月1日(金曜日) 第40回わんぱく相撲全国大会・全九州わんぱく相撲大会等出場報告会
「わんぱく相撲」の全国大会・九州大会に出場される選手の皆さんが、出場報告のために市役所にお越しくださいました。今回、全国大会に出場されるのは、蒲江翔南学園4年の津田 晴人(つだ はると)選手と、佐伯小学校5年の德丸 鉄笑(とくまる てっしょう)選手です。お二人は、6月15日の県予選大会で素晴らしい成績を収め、見事全国大会への切符を手にされました。全国大会は8月10日に東京都で開催されます。また、9月21日に熊本県で開催される「第28回九電杯 全九州わんぱく相撲大会」および「第38回全日本小学生相撲優勝大会 九州ブロック予選会」には、明治小学校2年の溝部 隼都(みぞべ はやと)選手と、佐伯小学校6年の倉岡 志門(くらおか しもん)選手が出場されます。お二人は、6月22日の県予選大会で、それぞれ3位と優勝という好成績を収め、九州大会への出場権を獲得されました。日頃の厳しい稽古の成果を存分に発揮し、全国、そして九州の舞台で最高のパフォーマンスを見せてくれることを期待しています。
佐伯市は、夢に向かって挑戦する子どもたちを全力で応援します。選手の皆さんのご健闘を心から祈るとともに、佐伯の子どもたちに勇気と希望を与えてくれることを期待しています。
8月1日(金曜日) 大分宮崎県境地域開発促進協議会理事会
延岡市の三浦新市長と早瀬議長が佐伯市役所にお越しくださり、令和7年度「大分・宮崎県境地域開発促進協議会」理事会を開催いたしました。この協議会は、佐伯市と延岡市の市長と議長で構成する会で、両地域の産業や経済、文化をさらに発展させ、住民の皆さんの暮らしを豊かにしていくことを目指しています。理事会では、今年度の事業計画について話し合いました。東九州自動車道、九州中央自動車道、JR日豊本線の高速化・複線化など、地域の交通網をもっと便利にするための活動を、延岡市と協力して進めていく方針です。また、将来の東九州新幹線の整備についても、大切な課題として取り組んでいくことを確認しました。
この取組は、他の自治体と連携し、「誰もがつながる」まちづくりを推進するという市政の方向性にも合致します。今後も、両市が一体となって、日豊地域全体の発展に貢献していきます。
8月1日(金曜日) げんきファーム見学
げんきファームを訪問し、代表の五島さんにご案内いただきました。げんきファームでは、地域の農業を支える「ホオズキ」の生産に注目し、地元農家や関係機関と連携しながら、障がいのある方々とともに作業に取り組む「農福連携」を実践していらっしゃるとのことです。この日は、皆さんが丁寧にホオズキの選別作業に従事する姿を拝見し、その真剣な眼差しと仕事ぶりに感動しました。げんきファームの取組は、障がいの有無にかかわらず、誰もがそれぞれの能力を発揮し、新しいことに挑戦できる機会を創出しています。そして、利用者の方々と地域社会がつながりながら、お互いを尊重する社会を目指すという、佐伯市が目指すまちづくりの方向性を体現している素晴らしい事例だと感じました。
これからも「農福連携」をはじめとする、誰もが生きがいを持って暮らせる社会の実現に向け、げんきファームのような心温まる取組を積極的に支援していきます。