10月の公務日誌
冨髙市長の主な公務日誌
10月3日(金曜日) 一般財団法人観光まちづくり佐伯「観光地域づくり法人(DMO)」登録報告
一般財団法人観光まちづくり佐伯の池邉恭行代表理事が、国から「観光地域づくり法人(登録DMO)」として認められたという、大変嬉しいご報告のため市役所を訪問してくださいました。
この度の登録、誠におめでとうございます!池邉理事長をはじめ、スタッフの皆さんの熱意と、地域を思う気持ちが国に認められたことは、私たち佐伯市民にとっても大きな喜びです。佐伯の観光を、次のステージへと押し上げる大きな一歩になると確信しています。DMOへの登録は、佐伯の豊かな資源を活かして、国内だけでなく世界に向けて魅力を発信していく、新たなチャレンジの始まりです。佐伯市としても、観光まちづくり佐伯の皆様と手を取り合い(つながり)、観光による地域経済の活性化や、「若者や女性に選ばれるまち」となるための交流拡大に、全力で協力していきます。今後の力強いご活躍を心から楽しみにしています。
10月3日(金曜日) 第78回大分県民スポーツ大会佐伯市表彰式
第78回大分県民スポーツ大会佐伯市選手団表彰式に出席し、団長として挨拶をさせていただきました。
選手の皆様、監督・役員の皆様、大会での素晴らしいご活躍とご尽力に、心よりお祝いと感謝を申し上げます。本当にお疲れ様でした。佐伯市は、今大会に31競技522名が出場し、皆様一人ひとりの熱意と努力が実を結び、昨年に続き総合5位入賞という素晴らしい成績を収めることができました。綱引競技の優勝をはじめ、弓道(男女)、ラグビーフットボール、アーチェリーなど多くの種目で準優勝を果たされました。特に、水泳競技で4種目の大会新記録が誕生し、佐伯のスポーツの歴史に深く刻まれました。選手の皆さんのひたむきな姿は、市民に大きな活力と希望を与えてくれています。来年は佐伯市が県南ブロックの開催地となります。今回の経験を糧に、選手団の皆さんがさらにレベルアップされ、来年の大会を盛り上げてくれることを期待しています。
10月3日(金曜日) 「さいき旅先納税」プレス発表会
亀八寿司さんで「さいき旅先納税」のスタートを記念したプレス発表会を開催いたしました。
この「さいき旅先納税」は、ふるさと納税の仕組みを利用し、佐伯市が大分県で初めて導入する、とても新しい取組です。佐伯に来られた方が、その場で寄附をすると、すぐに電子商品券「さいきPay」を受け取り、市内の飲食店やお土産屋さんで使えるようになる仕組みです。通常のふるさと納税と違い、地域の特産品の送料などがかからないため、市としては経費が抑えられ、財源をより有効に使えるようになります。また、寄附された方にとっても、実質2,000円の負担で佐伯での旅をさらに満喫できる、嬉しいメリットがあります。この取組は、佐伯市が目指す「地場産業の育成と活性化」や「観光振興」を進める上で、とても重要な一手です。佐伯を訪れる方を増やし、そのお金が直接地域経済に貢献してくれるものと確信しています。これからも、システムをご提供くださった株式会社ギフティ様、そして事務局の一般財団法人 観光まちづくり佐伯と力を合わせ、佐伯の魅力を全国に発信していきます。
10月2日(木曜日) 佐伯民祭日本語学校開校式・入学式
佐伯民際日本語学校の開校式と入学式に、出席させていただきました。
この新しい学校の設立にご尽力くださった株式会社京都民際の皆様に、心から感謝の気持ちをお伝えいたします。佐伯に新たな教育の場が生まれたことは、国際交流や人材育成にとって、とても希望に満ちた一歩だと感じています。そして、ミャンマー連邦共和国からお越しの留学生11名の皆さん、ようこそ佐伯市へ!皆さんが、このまちで日本語をしっかりと学び、アルバイトや温かい地域の人々との交流を通じて、充実した楽しい日々を過ごされることを心から楽しみにしています。開校式には、区長会、市議会、商工会議所、小中学校など、地域の本当に多くの方々にご出席いただき、みんなで地域教育の大切さを改めて考える機会となりました。留学生の皆さんが安心して挑戦できる環境を整え、地域住民とつながりながら、共に素晴らしい未来を築いていけるよう、全力でサポートしていきます。
10月1日(水曜日) 下入津陸上養殖組合との意見交換会
下入津陸上養殖組合の皆様と意見交換のため、下入津地区を訪問いたしました。
佐伯市は、国内生産量の約93%を占める大分県産ヒラメの生産を担う全国一位の産地で、特に下入津陸上養殖組合は、その中核を担っていらっしゃいます。意見交換に先立ち、ヒラメ・フグの養殖施設を視察。養殖に適した海の環境と、生産者の研究熱心な努力が生み出す高度な養殖技術を間近で見ることができました。円安など厳しい状況の中でも、「かぼすヒラメ」や「かぼすフグ」といったブランド化に挑戦し、魚のおいしさを広めようと積極的に活動されている皆さんの熱意に感動しました。続く意見交換会では、河内伸浩組合長をはじめとする皆さんから、現場のリアルな現状や餌代の高騰といった課題、そして未来の夢について、率直なお話を伺うことができました。この佐伯にとって大切な地場産業を、これからも県や漁協としっかり手を取り合い(つながり)、誰もが挑戦できるように応援することで、佐伯の豊かな海の恵みを未来の子どもたちに繋いでいきます。
10月1日(水曜日) 佐伯市地域おこし協力隊着任式
市役所にて「佐伯市地域おこし協力隊着任式」を執り行い、新たに着任された李宜寰(リ ギカン)さんをお迎えしました。
李さんは台湾台中市のご出身で、卓越した語学力とマーケティングの経験をお持ちです。遠方から佐伯市を選び、お越しくださったことに心より感謝申し上げます。李さんは観光・国際交流課に配属され、主に台湾からの観光誘客に向けた環境整備や情報発信、そして任期後を見据えたビジネスモデルの確立に取り組んでいただきます。李さんの活躍は、佐伯市が「若者や女性に選ばれるまち」となるための国際交流や観光振興において、非常に重要な役割を担います。佐伯市は、李さんが佐伯と台湾の架け橋として活躍できるよう、職員一丸となって全力でサポートし、佐伯市をさらに魅力あふれる「国際交流拠点」へと進化させていきたいと願っています。
10月1日(水曜日) 赤い羽根共同募金街頭募金活動
トキハインダストリー佐伯店前で行われた、「令和7年度 赤い羽根共同募金」の街頭募金活動に参加いたしました。
この運動は、約70年以上にわたり市民の皆様の温かい思いに支えられ、地域福祉の発展に大きな役割を果たしてきました。昨年度も約600万円の募金が集まり、佐伯市の福祉を支える大切な財源となっています。この日は、カトリック幼稚園の園児20名をはじめ、関係者の皆様が早朝よりご参加くださいました。特に、未来を担う園児が、この活動を通じて「困っている人に手を差し伸べる」という助け合いの心を学び、実践してくださることは、佐伯市が目指す「心豊かなまちづくり」の基礎となります。赤い羽根に込められたやさしさと思いやりは、佐伯市が目指す「誰もがつながるまちづくり」を象徴するものです。市としても、市民の皆さんの温かい気持ちが一つでも多く集まるよう、この運動を全力で応援していきます。