水道施設の社会見学
本市では生活に必要な水道水について理解を深めてもらうため、地元小学生を対象に社会見学を実施しています。
社会見学では、上岡浄水場の施設や配水池から水を送る仕組みについて実験を行い、水道施設への理解を深めることができる内容となっています。また、自分たちが住んでいる地域の水道水は、どのようにして作られているのか分かりやすく説明しています。

学ぶ
まずは、「水道水がどのようにして作られているのか?」、「水道水がどのようにして蛇口から出るのか。」などの疑問を解決するため、クイズを交えて学習します。

見る
いざ、水道施設の中を見学!
子どもたちも初めて見る水道施設に興味深々です(^0^)写真は、浄水場から配水池に水道水を送るポンプ室です。

実験
ポリタンクを山の上にある配水池に見立てて実験です。
水が高い所から低い所に流れる力を使って、水道水が蛇口から出ていることを理解してもらいました。
生きていくうえで必要不可欠な水。地球は「水の惑星」と呼ばれるほど、多くの水を有していますが、地球の水のほとんどが海水で、人間が利用できる水は約0.01%にも満たないと言われています。

地球上の存在する水を浴槽1杯分(約190リットル)と仮定した場合、
私たちが生活するうえで利用できる水の量は、大さじ1杯分程度だそう
です。
生活の中で、蛇口をひねれば当たり前に水が出る現状で、社会見学によりその有難みを再認識してもらえればと思います。昨今では、能登半島地震等の被災地において、水の大切さが改めて脚光を浴びています。水道水について理解を深めることで、自分たちにできる「水資源保全の取組」などを考える機会になればと思います。
※水道施設は、「水の安全」を守るため、日頃は一般の方の入場を制限しています。そのため、見学を希望される方は、事前に連絡をお願いいたします。