クロスコネクション（誤接合）とは？

　配水管から分岐された給水管が、水道以外の配管（井戸水など）と接合されていることを言います。
　仮に止水栓を設置し、必要に応じて水道水と井戸水などを切り替えて使用していてもクロスコネクション（誤接合）になります。

クロスコネクションが起きやすい「水道以外の配管の例」

• 井戸水、湧水、工業用水、農業用水、再生水の配管
• 受水槽以降の配管
• プール、浴場、冷却水などの循環用の配管

クロスコネクションが起きやすい機械

• ドライクリーニング機
• ボイラー、クーラー
• 自動マット洗い機、洗車機

なぜ禁止されているの？

　水道の給水管と井戸水などの水道以外の管が接合されていると、バルブ故障や閉め忘れ等により井戸水などが配水管に逆流することがあります。逆流した水が汚染されていた場合、周辺のご家庭では、飲用に適さない（消毒されていない）危険な水を飲んでしまうなどの公衆衛生上大きな問題を引き起こすこともあります。
　また、水道水が井戸に流れ込んだりすると莫大な水道料金が発生することもあります。
　なお、クロスコネクションが原因で水道料金が上がっても、漏水減額はできません。

クロスコネクション（誤接合）が判明した場合

　速やかに、佐伯市指定給水装置工事事業者（別ページ：佐伯市指定給水装置工事事業者）に依頼し、切離しの工事をしてください（工事費用はお客様の負担です）。
　クロスコネクション（誤接合）が発見されても速やかに改善されないときは、佐伯市水道事業給水条例により、改善までの間、給水を停止することがあります。

関係法令

• 水道法
  第十六条　
• 水道法施行令
  第六条　
• 佐伯市水道事業給水条例
  第三十七条　

　　法令の詳細はこちら（別ページ：水道関連法令）をご覧ください。